永久保存版!事例30選、ネタ25選 実例から学ぶ読まれる社内報

永久保存版!事例30選、ネタ25選 実例から学ぶ読まれる社内報 コミュニケーション

社内報は会社と従業員とのコミュニケーションをとる手段として活用されてきました。

誰でも手に取ることができる紙の社内報から近年導入企業が増えている見る場所と時間を問わないWEB社内報まで、社内報は時代とともに変化してきています。

紙とWEB、社内報を伝える手段が変化してきたとしても一番大事なことはコンテンツ(内容)であることに変わりはありません。

企業によって頻度の違いはあれど社内報は定期的に発信していくもので、マンネリ化しないよう常に読み手の関心を引くコンテンツを提供し続けることは大きな労力を必要とします。

常にネタを出し続けることは、社内報担当者にとって悩みの種になるのではないでしょうか。

この記事では、
日頃、新しい社内報のネタに悩んでいる方、改善したいけど糸口が見つからない、新たに社内報を立ち上げるなど、社内報で悩みや情報が欲しいと思っている方に紙とWEBそれぞれの事例を通して他社がどのように社内報の制作に取り組んでいるのかご紹介するとともにマンネリ化を打破するネタをご紹介します。

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1. 社内報を通して企業が目的としていることは?

改めて、企業が社内報を取り入れる目的について考えてみましょう。
あなたの企業ではなぜ社内報を発信しているのでしょうか?
ウィズワークスが発行している『社内報白書2018』によると「コミュニケーションの活性化」、「経営理念・ビジョンの浸透」、「社内(グループ内)の一体感の醸成」、「経営方針の周知徹底」、「社内(グループ内)ニュース・周知徹底事項の伝達」が上位で挙がっていて、まとめると次の3点が主な目的であることが分かります。
この3点は以前から社内報の役割として提唱されてきた項目でもあります。
これらの目的についてご説明します。

  • ・自社の理念やビジョンの浸透
  • ・会社に纏わる情報の発信や共有
  • ・社内の活性化(モチベーション向上)

【自社の理念やビジョンの浸透】

社内報は理念やビジョンを会社全体に伝えるという点で優れた媒体です。
「本社と複数個所に店舗がある」や「事業所が点在している」ような会社は物理的に理念やビジョンを伝えることは容易でないですが、社内報があれば場所は問わず誰でも共有することができます。
結果として、会社全体に理念やビジョンを共有できているのです。

会社に纏わる情報の発信や共有】

理念やビジョンを広げるだけでなく、経営方針、組織の取り組みなど会社や社員に纏わる情報を発信する、共有する点でも優れています。
メールやSNSなどでも情報を発信することはできますが、社内報はタイムリーかつ同じタイミングで 全社に対して情報を発することができるだけでなく、他のメールやメッセージに埋もれることなく伝えることができます。

【社内の活性化(モチベーション向上)】

情報の発信や共有が行われることで会社と社員、組織と社員、社員と社員同士の理解が深まります。相手を知ることでコミュニケーションが活発になりモチベーションが向上します。

このように社内報を通して得られる結果の積み重ねにより企業が目的とする役割を成し遂げることができます。

2. 紙とWEBのメリットとデメリットから社内報の目的を振り返る

社内報を発行する手段として主に紙社内報とWEB社内報があります。
どちらの媒体にせよメリットとデメリットがありますが、社内報で成し遂げたい目的が一番大事であることに変わりはありません。目的を明確にすることで自ずとどちらの媒体を選択することが最善策なのかは分かります。
この章では紙とWEBのメリットとデメリットをご紹介します。
このメリット・デメリットと社内報の目的を照らし合わせてみて、紙が良いのか、WEBが良いのか、もしくは目的を分けて両方取り入れるのか考えてみましょう。

2-1. 紙で発行するメリットとデメリットとは?

時間やコストがかかるデメリットがありますが、自社で作成することも可能で社内報を閲覧することに制限がないメリットがあります。
具体的に紙のメリット・デメリットを見ていきましょう。

【メリット】

  • ・モノとして愛着が湧きやすい
  • ・社員だけでなく、社員の家族や入社を希望する学生など対象を選ばず簡単に共有可能(閲覧制限がない)
  • ・閲覧する環境に影響されない
  • ・デザインの幅は無限大

【デメリット】

  • ・社員が読んでいるのかが分からない(閲覧者の反応が分からない)
  • ・全社員の手元に届くまで(周知に)時間がかかる
  • ・発行までに時間がかかる
  • ・発行・配送コストがかかる
  • ・デザインを一から作る必要がある
  • ・管理コストがかかる
  • ・くSNSのように記事を通してコメントなどで交流できない

時間やコストがかかる点はデメリットです。しかし、一度完成すれば誰でも手に取ってみることができるという場所を問わない点は大きなメリットです。
場所や人を問わずに会社のメッセージを伝いたい場合、紙社内報は適した手段と言えます。

2-2. WEBで発信するメリットとデメリットとは?

閲覧環境や公開範囲に制限があるデメリットがある一方、スピーディーな情報共有やコストが抑えられる点などメリットがあります。
具体的にWEBのメリット・デメリットを見ていきましょう。

【メリット】

  • ・データの集積・分析ができる
  • ・スピーディーな情報共有ができる
  • ・情報の共有が容易にできる
  • ・配信後の修正や追記が容易にできる
  • ・作成・管理のコストがかからない
  • ・ペーパーレス化により過去の記事など一元管理できる
  • ・SNSや動画との連携ができる
  • ・デザインテンプレートがあり便利である
  • ・コメントなどで相互コミュニケーションができる

【デメリット】

  • ・デザインレイアウトの制限がある
  • ・社員に限定される場合もあり、社員の家族や入社を希望する学生など社外の人にも伝えたいとき共有(外部共有)し辛い
  • ・閲覧のための機器が必要となる
  • ・閲覧環境が制限される
  • ・WEBの知識が必要となる
  • ・ランニングコストが必要な場合がある

閲覧環境に制限はありますが、スピーディかつ容易に情報が共有できる点では複数の拠点がある企業が情報の告知や社員間のコミュニケーションを活性化したい場合、WEB社内報は適していると言えます。

このように、紙とWEBのメリット・デメリットと社内報の目的を比べてみることで選ぶべき媒体が決まります。そして、自社の社内報は目的に応じたコンテンツを載せているのか?趣旨がずれていないか?など見直すきっかけにもなります。

3. 参考にしたい紙社内報 15選

社内報を発行している会社は日本全国で多数あります。
各企業ではどのような趣旨をもって社内報をまとめているのでしょうか?
実際、社内報を見ることができる5社を含めて全15社の社内報をご紹介します。

3-1. 実物を見ることができる!参考にしたい紙社内報5選

おススメ社内報の中でも参考になる点が多く、実物が公開されている社内報を5社ご紹介します。
業種や会社規模などによっても社内報で取り組みたい内容は異なってきます。
デザインやコンテンツの内容だけでなく、会社情報から自社に類似した企業の社内報を参考にすることも手段の一つです。

【株式会社メンバーズ】社内報MEMBUZZ(メンバズ)

業種:インターネット関連
事業内容:デジタルビジネス運用支援事業、
会社規模:約2,800名、
所在地:東京本社及び日本全国9オフィス

「社内報MEMBUZZ」を読んでみる
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【株式会社メンバーズ】社内報MEMBUZZ(メンバズ)

[おススメポイント]

社内報の定番コンテンツである社員紹介がリレー形式で毎号紹介されているところがおススメポイントです。誰が紹介されるか分からない予測できないところがスパイスとなって読者の興味をそそることができます。
26ページとボリュームがある社内報ですが、全ての章が異なった内容となっているため飽きずに読むことができます。
また、統一感があるレイアウトにも関わらず、各章の見出しのカラーを変えるなど章ごとでメリハリがあるため冊子全体的に読み手を考えたデザインの工夫が参考になります。

【鹿島建設株式会社】KAJIMA

業種:ゼネコン
事業内容:建設工事の設計・施工、総合的エンジニアリング・コンサルティング業務の請負・受託、不動産開発、都市開発、リゾート開発事業 などを手がける、ゼネコン業界のトップ企業
会社規模:約8,100名
所在地:東京本社及び日本全国16拠点

「KAJIMA」を読んでみる
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【鹿島建設株式会社】KAJIMA

[おススメポイント]

進行中のプロジェクトを単なる紹介ではなく、社会的価値や取り組み方を通して紹介されているためプロジェクトを深く理解できる記事になっています。社員一人一人が自社の事業の意義も含めて知ることができることは結果として会社が目指す理念にも通じる点がおススメポイントです。
文字と写真や図解の割合のバランスが良く、予備知識がなくても読みやすい構成になっています。

【株式会社マクロミル】ミルコミ

業種:サービス
事業内容:マーケティングリサーチ事業、グローバルリサーチ事業、デジタルマーケティングリサーチ事業、データベース事業、セルフ型リサーチASP事業、データ利活用支援(コンサルティング)事業、マーケティング施策支援事業、ライフサイエンス事業
会社規模:約2,100名
所在地:東京本社及び日本全国5拠点

「ミルコミ」を読んでみる
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【株式会社マクロミル】ミルコミ

[おススメポイント]

コンテンツの掲載順、良くあるネタでも見せ方を変えることで新しいコンテンツに見せる企画力は参考になる点も多く、おススメポイントです。
冊子の後半にあることが多い「読者の声」が、表紙を開いて最初に目に入ります。
これは、毎回とっているアンケート結果を掲載しているので社員の興味を引くことができる効果があると思います。
グループ企業の事業紹介をヒーローに置き換えて紹介しているコンテンツの作り方は文章とイメージの両方から読み進めることができるため読み易い印象を受けます。
枠に捕らわれない自由な発想のレイアウトやデザイン、コンテンツの並び方は自由度が高い紙の社内報の魅力を存分に活かされていて毎号手に取ることが楽しくなりそうです。

【成田国際空港】ぐりーん・ぽーと

業種:航空
事業内容:(1)空港基本事業(2)旅客ターミナル事業(3)リテール事業(4)貨物ターミナル事業(5)給油事業(6)環境・共生事業 
会社規模:約840名
所在地:東京本社及び東京事務所

「ぐりーん・ぽーと」を読んでみる
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【成田国際空港】ぐりーん・ぽーと

[おススメポイント]

自社のプロジェクト紹介を通して企業の理念や進むべき方向性を示唆している作り方はおススメポイントです。
成田空港は航空に関わる多種多様な業務があります。
そのため、社内の多様なプロジェクトを紹介することで会社の方針や理念など社員一人一人に伝えています。
ページ数としては少ないですが、定期的に会社の今を知ることができるため社員の意識を同じ方向に向かせることができます。
読みごたえがある文章量にも関わらず見出しが工夫されているため読み辛さを感じることなく読み進められます。

【株式会社ノジマ】I am nojima

業種:小売業
事業内容:デジタル家電製品の販売、付帯工事、修理、技術指導 
会社規模:約16,400名
所在地:横浜本社及びノジマ店舗、キャリアショップ(神奈川、東京、埼玉、千葉、茨城、静岡、長野、山梨、新潟) 

「I am nojima」を読んでみる
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【株式会社ノジマ】I am nojima

[おススメポイント]

社員だけでなく、店舗にも置かれているためお客様も手に取ってみることができます。
そのため、従業員へのインタビューを中心に構成されていますが、会社での従業員の生き様を通して会社が社員やお客様に対する姿勢を伝えている点がアピールポイントです。
働いていく中で紆余曲折やキャリアアップの経緯などリアルな社員の歩みを通して、社員に対しては今後のキャリアアップ、仕事への取組みなど参考になる意見になります。お客様に対しては、真摯に仕事に取り組む社員を紹介することで、会社への信頼感へつなげることができるのではないでしょうか。

3-2. コンセプトが参考になる!参考にしたい紙社内報10選

実物を見ることができる紙社内報5選以外にも参考になる社内報をご紹介します。

1.株式会社豊田自動繊「CURRENT」

2.シナネンホールディングス株式会社「えんゆう 」

3.三洋化成工業株式会社「三洋だより」

4.関西電力株式会社「関電新聞」

5.株式会社大林組「マンスリー大林」

6.株式会社サンゲツ「さんげつ」

7.ソフィアメディ株式会社「SophiamediA」

8.シャボン玉石けん株式会社「サステナビリティ社内報」

9.株式会社ザイマックス「からくさ」

10.株式会社三陽商会 High Touch

紙の社内報は紙面の都合のため掲載する内容量に制限がある一方、デザインやレイアウトの自由度から個性豊かでオリジナリティ溢れるものが多く発行されています。
社内報を活用する目的は企業によって千差万別あります。また、会社の個性も企業ごとに異なります。自分たちらしさを改めて考えてみることも社内報を作っていくうえで大切なことなのです。

4. 参考にしたいWEB社内報 15選

昨今10年の間に社内報の市場は大きく変わってきました。
新しい手法としてWEB社内報が普及し、紙社内報とWEB社内報の併用、WEB社内報へ切り替えする企業も増えてきています。
WEB社内報を取り入れている企業ではどのような目的でWEB社内報を採用しているのでしょうか?

WORKSTORYmediaがピックアップしたおススメ5選など全15社の社内報をご紹介します。
社外に公開しているWEB社内報もあるため参考にしてみましょう。

4-1. 実際見ることができる!参考にしたいWEB社内報5選

WEB社内報は自社で開発する、noteのようなサービスを使い自社で作成する、WEB社内報サービスを利用するなど様々な手段があります。自社で開発するケースは除いて、デザイン面で制限がある分コンテンツの内容がより一層大事になってきます。
また、投稿する記事の内容について企画を考えるなど運用も大切です。
社外にWEB社内報公開している企業もあるので他社の事例を通して学んでいきましょう。

【GREE】6 de GREEs

業種:インターネット関連
事業内容:ゲーム・アニメ事業、メタバース事業、DX事業、コマース事業、マンガ事業、投資事業会社規模:約1,640名
所在地:東京本社

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【GREE】6 de GREEs

[おススメポイント]

ゲーム開発で有名なGREEらしくポップでサイトを開くだけで好奇心をそそるようなデザインになっています。
ポップな見た目の一方、見やすいレイアウトで作成されていて、プロジェクト紹介、社長や役員からのメッセージ、社員の紹介など6つのカテゴリーから記事が掲載されています。

【株式会社ファイブグループ】公式note ~飲食業界×オープン社内報~

業種:飲食事業
事業内容:飲食事業(居酒屋・ダイニング等)の経営・企画・運営、テック事業 他
会社規模:約3,000人(正社員473名・アルバイト2,567名)※グループ連結
所在地:本社及び150店舗(フランチャイズ、独立支援含む)

「公式note ~飲食業界×オープン社内報~」を見てみる
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【株式会社ファイブグループ】公式note ~飲食業界×オープン社内報~

[おススメポイント]

社員・アルバイトや幹部のインタビューなど、人に焦点を当てた記事を中心に店舗や業務について紹介されています。
インタビューはインタビュアーがいて質問していく形式が一般的ですが、公式noteでは社員の目線と語りで仕事に対する思いや仕事内容が綴られています。その文章は力強いメッセージを感じます。
株式会社ファイブグループでは、社員・アルバイト向けにLINEで社内報を交付しており、同じ内容を社外向けに公開しています。

【オイシックス・ラ・大地株式会社】ORDeep(オーディープ)

業種:小売業
事業内容:ウェブサイトやカタログによる一般消費者への有機野菜、特別栽培農産物、無添加加工食品等、安全性に配慮した食品・食材の販売
会社規模:約2,000人
所在地:本社及び国内10拠点、連結子会社、関連企業

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【オイシックス・ラ・大地株式会社】ORDeep(オーディープ)

[おススメポイント]

実物は公開されていないため見ることはできませんが、運営担当者のインタビューでコンテンツ企画など運用に関して詳しく説明されています。
社員からの相談に対して経営者が返答する企画や、WEB社内報ならではの経営者と社員との対談するなど参考になる企画が多数記載されています。
インタビューは社内報で企画される機会が多いですが、ORDeepを通して企画次第でマンネリ化にならない面白い企画になることが分かります。

エン・ジャパン株式会社】en soku!(エンソク)

業種:インターネット関連 人材サービス(人材紹介・人材派遣)/広告
事業内容:インターネットを活用したサービスの提供・HR Techプロダクト ・求人/求職メディア ・人材紹介サービス ・活躍/定着支援サービス
会社規模:約3,380人
所在地:本社及び7拠点

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【エン・ジャパン株式会社】en soku!(エンソク)

[おススメポイント]

「en soku!(エンソク)」の大きな特徴は社員自ら自身の目線で発信しているところです。
会社から社員へ自社の理念浸透やビジョンの浸透が目的とされていません。
社内制度の紹介や社内イベント、社員紹介、ランチタイム密着など全て社員の視点で書かれています。
記事は幅広いカテゴリーについて書かれていますが、ポップかつカラフルなデザインで見やすいつくりになっています。
「en soku!(エンソク)」の紹介文で書かれている通り、読む前からワクワクするサイトです。

【LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社】LINEヤフーコミュニケーションズPress

業種:インターネット関連
事業内容:LINEヤフーが展開するサービスの運営・カスタマーサポート・クリエイティブ・事業企画など
会社規模:約1,800人
所在地:福岡本社及び国内各拠点

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【LINEヤフーコミュニケーションズ株式会社】LINEヤフーコミュニケーションズPress

[おススメポイント]

社員やプロジェクトを紹介するメディアサイトです。
多くの記事はプロジェクトの裏側や社員の働き方、暮らしに関して書かれているため、会社から発信を目的としていると言うよりも社員目線で会社のことが語られています。
カテゴリー名が「カイシャ・組織」「働き方・生き方」「みんなの仕事術」であることからも社員を中心に考えられた記事でサイトが構成されていることが分かります。
プロジェクトの紹介や社内制度の紹介など社員目線でアプローチしている点が身近に感じられる記事になっています。

4-2. コンセプトが参考になる!参考にしたいWEB社内報10選

実物を見ることができるWEB社内報5選以外にも参考になる社内報をご紹介。

1.セイコーエプソン株式会社「HARMONY」

2.キリンホールディングス株式会社「KIRIN Now」

3.南海電気鉄道株式会社「南海人」

4.株式会社スクウェア・エニックス「Hub」

5.パーソルホールディングス株式会社「Touch!PERSOL」

6.東急建設株式会社「MagazineQ⁺」

7.弥生株式会社「ヤヨイロ」

8.株式会社ベーシック「b-ridge」

9.株式会社物語コーポレーション「もっとものがたり」

10.カルビー株式会社「Loop plus Web」

5. 役立つ社内報ネタ25選!

社内報の実例を紙とWEB両方でご紹介しましたが、コンテンツの内容に一番興味を持たれる方は多いのではないでしょうか。
飽きさせず継続して見てもらうためには常に社員が知りたい、読みたいと思えるコンテンツを掲載する必要があります。
この章では、既存のネタにプラスできるちょっと面白いネタをご紹介します。

5-1. 「記事でも紹介されている」おススメネタ2選

1.3章でご紹介した株式会社マクロミルが紙社内報と併用で導入しているWEB社内報「NOW」から社員を褒めるコンテンツ「称えてミル」

株式会社マクロミルでは紙とWEBの特色を活かし併用して発信しています。
WEB社内報はスピーディーな情報発信ができる特色を活かし毎日更新されるニュースなど「今」の情報を発信しています。
コンテンツの一つ、「称えてミル」は「成長した人」「感謝を伝えたい人」など、毎回テーマを設定してコメントを集め、特にコメントが集まった人を特集している企画です。日頃の感謝や御礼を伝えることができる企画として社員自身が参加できる参加型企画です。

称えてミル

引用元:https://www.mamoru-kun.com/tips/house-magazine-2/

2.サイバーエージェントが発行している社内報のひとつ働くママ社員向け社内報「mamaHO」から育児休暇から復帰した女性社員の1日のタイムスケジュール

サイバーエージェントは企業文化の醸成と社内活性化を目的として8種類の社内報を刊行しています。そのうちの1つ、育児と仕事を両立しているママ社員を対象にした「mamaHO」では、育児休暇から復帰した女性社員の声と1日のスケジュールを取材して掲載されています。男女問わず子育て中の社員にとって生じる様々な不安を拭うため復帰するときのイメージがしやすいコンテンツになっています。

mamaHO

引用元:https://workstory.co.jp/media/syanaihou/

5-2. 「定番だけどポテンシャルがある」おススメネタ3選

1.社長メッセージ

経営者からのメッセージは会社の理念など経営者の考えや思いをダイレクトに伝えることができる有効な手段です。そのため、社内報では良く扱われる定番のネタでもある一方、マンネリ化してしまいがちです。

4章でご紹介したオイシックス・ラ・大地株式会社では、WEB社内報「ORDeep」で社員への伝わり方にこだわり、工夫しています。

・隔週で10分程度の動画で社長からビデオレターを配信している。テーマは課題やトピックスだけでなく社員から課題のリクエストや質問も受け付けている。
動画の内容は後日テキストでも配信している。

・社内メンバーからの仕事における様々な相談に対して、社長の視点で答えている。

引用元:ORDig (https://recruit.oisixradaichi.co.jp/ordig/2032/)

ORDeep

2.社員インタビュー

定番のネタですが、インタビューする対象を工夫することで多様な現場の生の声を伝えることができます。

例えば、4章でご紹介した株式会社ファイブグループでは、WEB社内報「公式note」で社員一人一人が社員の目線と語りで仕事に対する思いや仕事内容が綴られています。
飲食店を展開しているファイイングループではインタビューの対象は社員だけでなく、アルバイトの人、アルバイト卒業生などバラエティに飛んでいます。

3.座談会

インタビューと同様に定番のネタですが、集まるメンバーや話題にするテーマを工夫することで目新しいコンテンツにすることができます。

例えば、

  • ・第一線で活躍する社員の今後の目標や、実績を上げるコツ
  • ・全部署から1人ずつ集まり、普段関わりがないもの同士の交流
  • ・ベテラン社員と若手社員が集っての仕事のモットーや課題を話し合い、お互い参考にします
  • ・パパママ社員の座談会、子育てと仕事を頑張っている社員同士が情報交換できます

5-3. 「季節や日常など目的別トピックス」おススメネタ 20選

旬なトピックスを提供できる季節ネタ

1.季節ネタ①:【春】花粉症対策のお役立ち情報

花粉症対策のお役立ち情報を掲載します。花粉症と風邪・感染症の見分け方などの情報を合わせて掲載することで、社員の健康管理を促進することができます。

2.季節ネタ②:【春】新人におすすめの業務に役立つアイテム

新入社員や中途社員などの新人に向けて、業務に役立つアイテムを紹介します。
仕事の効率化や生産性の向上にもつながります。

3.季節ネタ③:【春】GWの過ごし方ランキング

社員のGWの過ごし方や旅行先などを紹介します。社員にアンケートを実施し、掲載することで、社内の話題になり、コミュニケーションのきっかけになります。

4.季節ネタ④:【夏】梅雨でも楽しめるインドアな趣味

梅雨の時期は雨の日も多く、外出が億劫になり、屋外で楽しめるレジャーも制限がでてきてしまう時期です。
そんな時期に、梅雨でも室内で楽しめる趣味を紹介しましょう。おすすめの映画や屋内でできるスポーツなど、社員同士のつながりを深めるきっかけになる情報がおすすめです。

5.季節ネタ⑤:【夏】職場の周りの夏祭り特集

職場の周りで行われる、夏祭りを紹介します。
職場近隣のイベント情報を共有することで、誰でも参加しやすい手軽さが新たな交流の場を作るキッカケになるだけでなく、職場近隣の新たな発見から社員同士のコミュニケーションのキッカケになります。

6.季節ネタ⑥:【夏】夏バテを乗り切る対策方法

夏バテ対策や熱中症予防の対策方法を紹介します。
夏バテや熱中症、冷房負けなど体調を崩しやすい時期なので会社として社員の健康を管理するだけでなく、事前の予防として動機付けすることもできます。クールビズの服装や水分補給の大切さなど役立つ情報を掲載すると興味をもたれます。

7.季節ネタ⑦:【秋】日常にも使える我が家の防災グッズ

日常にも使える防災グッズを紹介します。
9月1日は、防災の日です。近年は、台風や地震などの災害が多数発生している影響で「何か対策をしておかないと」と考えている人が増えています。会社全体の防災意識を高めるとともに、個人ができる防災対策を共有しましょう。リモートで仕事をする企業も増えていることから、緊急時の連絡方法について共有することも対策として良いでしょう。

8.季節ネタ⑧:【秋】●●社員推薦!秋の夜長におすすめの読書

社員の推薦するおすすめの本を紹介します。
仕事で役立つビジネス本や小説、漫画、雑誌などジャンルは問わず紹介してもらいます。紹介理由も書き加えることでその社員の人となりが垣間見れるだけでなく、社員同士で興味をもちコミュニケーションのキッカケになります。

9.季節ネタ⑨:【冬】新年を迎える前の大掃除特集

年末の大掃除シーズンに掃除のコツやノウハウを紹介します。
仕事の集中力アップのために、掃除は効果的です。普段、掃除することがないパソコンやモニターのお掃除方法や掃除し易くなる机の上の整理術など身の回りあり、すぐ役に立ちそうな話題だと関心がもたれるでしょう。

10.季節ネタ⑩:【冬】冷え性女性社員に聞いた、今日から使える寒さ対策

会社やプライベートで役に立つ、防寒対策を紹介します。
冷え性で寒さ対策をしている社員に、おすすめ防寒グッズや対策などを紹介してもらいます。他にも、キャンプやスポーツ観戦など屋外での寒さ対策について紹介すると幅広い寒さ対策を紹介することができ、社員の健康管理にもつながります。

身近な情報だから高い関心を得られる企画・日常ネタ

11.企画系ネタ:同じ出身地の社員によるお国自慢大会

同じ出身地の社員が集まり、その土地自慢やご当地ネタを話題に話しをしてもらいます。
おススメスポットや有名な観光地、一押しお土産やグルメ、特産品など社員の方目線のおススメを掲載すると他のメディアの情報と一味違った内容で話題のキッカケにもなります。
座談会の企画、記事としてインタビューなど掲載形態は応用できます。

12.日常系ネタ:社員に人気の社食メニューやランチにおすすめの店舗紹介

社食やランチは多くの人が関心のあるネタです。
社食がある会社であれば、人気メニューランキングや調理者など社食に関わる人へのインタビュー、など社食を利用している誰もが身近に感じられるコンテンツにすることができます。
社食がない場合、会社近隣の人気やおススメできるお店を紹介することができます。
選ばれた社員におススメのお店やメニューを紹介してもらうコンテンツならばシリーズにすることもできます。

13.日常系ネタ:社員の手作りお弁当特集

食欲の秋、社員の手作りお弁当の写真やお弁当にまつわるお話などを掲載します。
こだわりポイントやお弁当にする理由など話題はお弁当に関することなら問いません。
社員の人の人柄やこだわりが垣間見え、交流のキッカケになります。

14.日常系ネタ:バッグの中身

営業成績No.1の社員の必須アイテムや社員の癒しグッズなど、実際の鞄の中身だけでなく、机に常備しているものやパソコンでお便利ツールなど幅を広げてみましょう。面白さを求めるグッズ紹介に留まらず、仕事の効率化などといった役に立つ情報を紹介できるコンテンツとなります。

性別年齢関係なくみんなが参加できるアンケートネタ

15.アンケート系ネタ:わたしは○○派!社内の白熱論争

「私は犬派!私は猫派!」や「私はご飯派!私はパン派!」など、テーマに沿って何派になるかという話題は年齢や性別問わずに話題になり易いコンテンツです。
普段は話すキッカケがない社員同士でコミュニケーションをとるキッカケにもなります。

16.アンケート系ネタ:参加してよかった社内行事ランキング

実際、社員が喜んで参加する社内イベントは何か傾向を知ることができるため今後の企画の参考にすることができます。また、振り返ることにより社員同士の親睦を深めるキッカケになります。

新入社員対策にも使えるモチベーションアップ・会社制度紹介ネタ

17.モチベーションアップネタ:ベテラン社員の「社内履歴書」

ベテラン社員の「社内履歴書」を紹介します。
社内履歴書とは、会社に入社してから今に至るまでの在籍した部署や成果など、変化や出来事をまとめた記事です。
普段は聞けない経験豊かな社員の経験やスキルを紹介することで、他の社員の考えや行動のヒントになり、刺激を与えることができます。
今後のキャリアアップやモチベーション向上にもつながります。

18.会社制度紹介ネタ:福利厚生制度を紹介

福利厚生制度について、実はあまり知られていない会社も多く、うまく活用されていないケースもあります。
社内報で紹介することで、福利厚生の周知と利用率アップにつなげ、満足度やモチベーションアップを高める効果を期待できます。

個性が際立つリモートワークネタ

19.リモートワークネタ①:こだわりのデスクアイテム紹介

リモートワーク時に使っている便利なデスクアイテムを紹介してもらいます。
職場と異なり、椅子や机など社員一人一人の考えやこだわりが反映されやすいネタです。他の社員がどのような環境で働いているかは関心を引く情報になります。

20.リモートワークネタ②:リモートワーク中にリフレッシュ方法

リモート中は一人で業務を続けていくため集中力を保つため適度なリフレッシュをする人も多いです。ストレッチやコーヒーブレイクなど気分転換の方法を紹介してもらいます。
社員のメンタル面の健康管理に役に立ちます。

ここでご紹介した以外のお役立ちネタ情報は
社内報に使えるネタ55選!目的別に選べるおすすめを紹介」でご紹介しています。

6. 社内報を運用するうえで大切なこと

これまでの章で社内報の目的の大切さや事例、企画のネタについて説明しましたが、社内報を企画・運営していくためには大切なポイントを振り返ってみましょう。

社内報を運用して行くためには大切なポイントが6つあります。

  • 1.目的を明確化
  • 2.ターゲットを決める(コンテンツ単位)
  • 3.媒体を決める
  • 4.読まれるコンテンツを企画する
  • 5.リアクションの確認
  • 6.定期的な発行

この章では6つのポイントについて具体的に何をすれば良いのか、ご紹介していきます。

6-1. 目的を明確化

1,2章で記載しましたが目的を明確にすることは、趣旨がブレることなく運用していくために重要なことです。
記事は公開して終わりではないため、目的に応じて得られる成果としての指標が必要となってきます。

紙社内報は「アンケートから満足度を調べる」、WEB社内報は「PV数や閲覧率」といった指標が良く使われます。
この指標は数値で管理しやすい目標のため本来の目的が本当に達成できているのか評価することはできません。
例えば、WEB社内報で「理念浸透」を目的としているとき、社長からのメッセージといった記事を作成し、高い閲覧率が得られたとしても社員がメッセージの内容を理解しなければ目的を達成しているとは言えません。
社内報自体の目的を明確にし、その目的に紐づかせて各コンテンツに目的を持たせましょう。そうすれば、自ずとコンテンツごとに目指すべき目標が定まります。
目標が決まれば対象にすべきターゲットを絞り込めるため、ターゲットに合ったコンテンツを企画できるでしょう。

例えば、今後の経営指針といった話題のとき、マネージャーなど管理職の社員がターゲットになります。4月に会社が目指すことといった話題のとき、ターゲットは新入社員となります。

社内報ではコンテンツのバランスも大切です。
固い内容のコンテンツばかりだと読者である社員も読み疲れてしまうため、社員が社内報に興味を持ってもらうことを目的として「コスパ最強おススメランチ5選」といった関心を寄せることができる記事を掲載することも大切です。

コンテンツに目的を持つことの大切さについて説明してきましたが、社内報自体の目的があるからこそコンテンツの目的は意味を成します。
改めて、社内報自体の目的を決めることは重要なことだと分かりました。コンテンツの企画に取り組む前に、もう一度社内報の目的を振り返ってみましょう。

6-2. ターゲットを決める(コンテンツ単位)

6-1で記したように、同じテーマでもターゲットが異なれば伝えるべきメッセージは変わってきます。
もちろん、コンテンツのテーマは都度変わっていくものです。
コンテンツ毎にターゲットを定め、誰に何を伝えるのか明確にしましょう。
例えば、今後の経営指針といった経営に纏わる話題ならばマネージャーなど管理職がターゲットになり、会社が目指すこと・期待することといった話題ならば新入社員が対象になる場合が多いです。

6-3. 媒体を決める

2章で、社内報には大きく分けて紙とWEBの2種類の媒体があることを説明しました。
それぞれ、メリットとデメリットがあるため社内報の目的や運用面、費用面から媒体を決めましょう。
紙とWEBそれぞれのメリットを活かして、両方採用する企業も増えています。
自社でベストな媒体を採用することが結果として継続して運営してくことができるのです。

6-4. 読まれるコンテンツを企画する

社内報担当者にとって一番の悩みの種が「読まれるコンテンツの企画」ではないでしょうか?
ネタや情報にも限りがあり、定期的に発信していく社内報ではコンテンツの企画は一番難しい行程かもしれません。
6-1,6-2で記したようにコンテンツ毎に目的を決め、ターゲットを定めましょう。
ターゲットによって興味をもち、知りたい情報は異なります。
ターゲットを定めることで、結果として書くべき内容が決まるでしょう。
読まれるコンテンツにするためには、コンテンツの内容だけでなく、デザインやレイアウトなど見せ方も大事です。メッセージが伝わるデザインレイアウトを心がけましょう。

6-5. リアクションの確認

6-1では成果をみる指標として必ずしも満足度やPV、閲覧率が当てはまらないと説明しました。
しかし、社内報が見られていなければこれも意味を成しません。
社内報の存在価値を確立するために、記事によってWEBならば「いいね」などのリアクション、コメントなどレスポンスは大事な指標となります。

6-6. 定期的な発行

紙で言えば、社内報の発行は年間計画なので事前に決まっているケースが多いです。
読み手としても発行されるタイミングになると、最新号を期待している社員もいることでしょう。定期的に発行していくことで社員は社内報の存在を意識するようになります。
また、都度伝えたいメッセージを社員に共有することができます。

7. WEB社内報:WORKSTORYがおすすめの理由

6章で6つの「社内報を運用するために大事なこと」を説明しました。
この中で、次の3点は特にどのようにしてコンテンツに反映するか悩むところだと思います。

  • ・目的を明確化
  • ・読まれるコンテンツを企画する
  • ・リアクションの確認

媒体問わず、一から企画を考えることは大きな労力を使いますが、すでにあるツールを上手く活用すればコンテンツの企画に注力でき大幅に時間を軽減することができます。
そして、WORKSTORYにある機能を使えばこれら3つは難しいことではありません。
この章では、WORKSTORYの機能を使えばどのようなコンテンツができるのかご紹介します。

7-1. 目的を明確化させるためのコンテンツ

1章で一般的な社内報の目的を挙げました。

  • ・会社の理念やビジョンを浸透する
  • ・情報共有を効率化させる
  • ・社内のコミュニケーションを活性化し、一体感をつくる

これらの目的に活かせるWORKSTORYの主な機能をご紹介します。

・クレド機能

 定期的に画面上へ会社の指針などを発信できます。

・経営者メッセージ

 動画とテキストで社長や役員からメッセージを送ることができます。

・通知機能

 多様な通知機能は最新情報を見逃すことなく共有することができます。

・組織図

 組織とメンバーを紐づけて登録を行うため組織体制の全体像をみることができます。

・事業部ニュース

 組織の中で部署ごとに取り組みなど情報を発信・共有できる。

・記事投稿

 豊富なカテゴリーと目的毎に用意されたテンプレートにより多様な記事を配信できます。

・コミュニティー

 プロジェクトからサークルまでチームによる活動を社内で共有できます。

・メッセージ

 メンバー間でメッセージのやりとりができます。

どれもシンプルな機能ですが、それゆえに容易に使いこなすことができます。
例えば、クレド機能や経営者メッセージでは、会社の理念やビジョンを定期的に伝えられ、用途に応じた記事は多様な通知機能により漏れることなく共有できます。
組織図では、見え辛い組織体制が誰でも分かるので仕事に活かせられ、事業部ニュースで各組織の取り組みを共有できるため他組織をより深く理解できます。
記事、コミュニティ、メッセージとコミュニケーションをとる手段が複数あるので自分達らしい交流ができ、結果としてコミュニケーションが活性化し、一体感を作ることができます。

7-2. 読まれるコンテンツを企画する

社内報担当者にとって読まれる企画を提供し続けることは大変なことも多いと思います。
WORKSTORYの機能を活用すれば、コンテンツの制作やデザインなどの作業がなくなり業務量を大幅に減らせるだけでなく、社員が読みたいコンテンツを容易に提供することができます。
例えば、5章で紹介した次のネタは既にフォーマットが用意されているため担当者は投稿するだけでコンテンツを作成することができます。

[導入例]

インタビュー・座談会・・・インタビュー機能

わたしは○○派!社内の白熱論争・・・アンケート機能

ベテラン社員の「社内履歴書」・・・プロフィール機能

7-3. リアクションの確認

リアクションの確認に活かせるWORKSTORYの主な機能をご紹介します。

・分析画面

 アクセス権限を持っているメンバーのみアクセス率や閲覧率など複数の指標でリアクションを確認できます。

・いいね、コメント

 記事に「いいね」や「コメント」ができ、社員の反応をタイムリーに知ることができます。

6章で記した通り、コンテンツ毎に評価すべき指標は異なります。
複数コンテンツがある社内報ではコンテンツごとに指標が必要となるため、様々な指標があれば結果を評価し易くなります。

8. まとめ

社内報の企画などに役に立つ事例やネタをご紹介しました。
マンネリ化してきたネタでも趣向を変えれば新たな企画になります。
例えば、「社長から新年の挨拶」をメッセージのみの記事とせずに、「新入社員が社長に来年度の抱負を聞く!」など趣向を変えれば枠に捕らわれない新しい言葉が得られるかもしれません。

「社内報の運用するとき大事なこと」で説明した6つのポイントの中で、
コンテンツ毎に目的を設定することで評価すべき指標とターゲットが決まるため、自ずとコンテンツの内容も決めることができることを説明しました。
コンテンツごとに目的とターゲットを定めることで、さらに効果的な成果に一歩近づくことでしょう。

しかし、新しい企画を考え、公開していくことは大きな労力を要することには変わりありません。
そこで、コンテンツを活かせるツールがあれば、その分企画に注力することができます。
WORKSTORYなら、シンプルながら使い勝手の良い機能が揃っているので、わずかな時間でリリースすることができます。

この記事を通して、社内報を作るうえでのヒントになれば幸いです。

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