社内にバーってアリですか?2社にインタビューして分かった最新飲みニケーション

コミュニケーション

突然ですが、あなたのオフィスにバーはありますか?
オフィスにお酒を置くとなると、お酒の必要性に疑問を感じたり、違和感を覚える方も多いのではないでしょうか。

会社にお酒を置くことに良いイメージがない方もいるのが現状だと思いますが、お酒はコミュニケーション手段として有効に活用できるのです。

サッポロビールが行った調査によると、社会人1~3年目の約8割は、先輩や上司との飲み会に参加したいと回答しています。
ですが近年では、飲みの席でのパワハラ等の問題から、上司も若手社員も飲み会に誘いづらくなっている傾向があります。

しかし、オフィスにバーを導入することで、社員同士で気軽にお酒を飲みながらコミュニケーションをとれる場を作ることが出来ます。
また、社外に飲みに行く手間が省けることや、福利厚生として採用やブランディングといった面でも活用することができます。

この記事では、社内バーを取り入れている企業の紹介や社内バーのメリット、活用方法までお教えします。

1.社内とは思えない!クオリティの高い社内バー導入企業の紹介!
2.社内バーを取り入れている企業に行ってきました!
2-1.株式会社ゼネラルリンク ~社内だけでなく社外の人とも交流できる場所づくり~
2-2.株式会社エバーライズ ~バー利用は業務時間!?~
3.意外と簡単!社内バーを取り入れるための5つのステップ
⑴.バースペースをつくる
⑵.缶チューハイや瓶ビールなどすぐに飲めるものを置いてみる
⑶.お酒の種類を増やしていく
⑷.カクテルを作ってみる
⑸.社内イベントでバーを利用してみる
4.まとめ

1.社内とは思えない!クオリティの高い社内バー導入企業の紹介!

まずは、社内バーを取り入れている企業を写真で見て行きましょう。
何のために取り入れているのか、どのように使われているのかは各企業のカラーが出ています。
バーの内装にもこだわっている企業が多く、個性的なバーが盛りだくさんです。

株式会社ボヤージュ

http://careerlaboratory.jp/archives/641
バー『AJITO』は海賊船がモチーフのバーです。AJITOの中でまったり飲んでコミュニケーションするのを「#ajiting/アジティング」と呼んでおり、新しいコミュニケーションスタイルを作っています。社内だけでなく、社外のイベントにも使用されています。

株式会社KUFU

http://blog.kushii.net/archives/2047935.html
バーカウンター&リラックススペースとしてつくられたスペースです。お酒だけではなく、コーヒーメーカーやオフィスグリコも福利厚生として取り入れられています。コミュニケーションの活性化だけでなく、リラックス効果も高そうですね。

株式会社スタジオ・アルカナ

http://designers-office.jp/case/page/index.php?id=21
本格的なバー空間を目指して作られたバー&リフレッシュスペースです。このオフィスになってから面接の際に必ずオフィスの質問をされるようになったそうです。確実に採用効率がアップしたと実感があるようで、バーが採用面でもアピールに繋がることがわかりますね。

日本ビジネスシステム株式会社

https://wall.ac/interview/59

カフェテリアの奥には本格的なバーがあります。バーを含めたカフェテリアは半分は社員のため、もう半分はお客様やビジネスパートナーの方々と密なコミュニケーションをとれる場所としてつくられたそうです。打ち合わせ後にお酒を飲みながら深いコミュニケーションができ、社内でやることでサポート部門の関係メンバーもすぐに呼ぶことができ、信頼関係の輪を広めることができるようです。

ディーゼルジャパン株式会社

https://wall.ac/interview/125
大阪オフィスにあるバースペースは”Taverna”という名称がつけられており、イタリア語で”酒場”という意味をもちます。
仕事終わりの打ち上げや、社内イベント、勉強会に利用されています。
お客様とも自然に交流できる場になりそうですね。

株式会社ホワイトボックス

https://www.tsunagaru-office.com/column/archives/47
ダーツや卓球台まで揃えてあるバースペースです。スポーツは普段接する機会の少ない社員同士でも、親睦を深める良いきっかけになります。スポーツ観戦、ダーツ大会、卓球大会などのイベントは社内外問わずに参加できるので、バーを通して交流の幅が広がりそうです。

株式会社グラニ

http://grani.jp/about/spend.html
バーカウンターの冷蔵庫には終業後に無料で飲むことができるお酒が常備されています。
定番のものから珍しい地酒など、多種多様なお酒がそろっています。
奥にはゲームやダーツもあるので、部署をまたいで気軽に交流することができます。

株式会社リブゲート

http://www.frontierconsul.net/case_study/5292/
バースペースだけでなく、ランチや打ち合わせ、リフレッシュなど様々な用途に使える多目的スペースです。客席常駐のシステムエンジニアが社員の半数を占めているため、社員同士のコミュニケーションがとりやすい場としてつくられたそうです。社員同士の関わりが少ない企業こそ、人が集まりやすいスペースを設けると良いでしょう。

株式会社システムグラフィ

http://www.s-graphi.co.jp/recruit/welfare.php
福利厚生の一つとしてオリジナルカクテルが楽しめるカウンターバーを設けています。
主に息抜きの場として利用することが可能で、カードロックシステムを導入しているためセキュリティも安全です。

株式会社シンクスマイル

https://ameblo.jp/ladycrew-kouhou/entry-12149777613.html
バースペースの横の壁には代表が映画好きということもあり常に映画が流れている、リックス出来るスペースです。毎月第三水曜日には『スナックしんすまいる』と称し、このスペースで交流会が行われるそうです。社内外問わずに参加可能なので、社外の人とも親睦が深まりそうです。

クローバーラボ株式会社

http://cloverlab.jp/recruit/culture/

クローバーラボでは、月に2回小山BARが開催されます。代表がバーテンとなり、社員とコミュニケーションを図る機会になっています。社内にコミュニケーションが取れるスペースがあると便利というのが、バーを設置した理由です。
近くにはダーツマシンがあります。飲みながらちょっとしたゲームをしてコミュニケーションを円滑にしてほしいという理由から設置されています。

株式会社TAM

https://www.tam-tam.co.jp/koho_blog/koho/2216/
社内バーをなんとDIYで作っています。
導入のきっかけとしては、仕事終わりにいかに安くお酒を飲みに行くかで話をしていた時に、上司から会社で飲む機会をつくればとの意見をいただいたそうです。会社にもプラスになるものを考えた結果、バーを取り入れることになりました。
バーを有効的に利用してもらうために、広報の方がバーテンとなってメキシカン料理イベントを開催したり、壁に歌謡曲のジャケット写真を貼り、雰囲気作りから徹底して歌謡曲イベントを開催するなど、様々なイベントを企画しています。

2.社内バーを取り入れている企業に行ってきました

実際に社内バーを取り入れている会社の、バーの雰囲気や利用率など、社員のリアルな声が気になりませんか?

社内にバーがある企業はいくつかあり、活用の方法は企業によって違いますので、あなたの会社に合った活用の方法を見つけてみて下さい。

2-1.株式会社ゼネラルリンク ~社内だけでなく社外の人とも交流できる場所づくり~


―バーカウンターの背景には「General Bar」のライティングボードがあります。(写真左)カウンター以外にもカフェのようなテーブルとイスが沢山あります。(写真右)

“株式会社ゼネラルリンク”
事業内容:求人広告事業、人材紹介事業、WEB制作事業など
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-12-9 エスティ青山ビル2F
URL:https://general-link.co.jp/

ゼネラルリンクさんは会社の1階フロアをすべてバーにしています。

一階すべてがバーということで外観からもお店としか思えないほどのクオリティです。
そんなデザイン性と機能性を兼ね備えたバーがあるゼネラルリンクの方々にお話をお伺いしてきました。

新卒の方と入社3年目の方の生の声をお伺いすることができましたので、社内バーの活用方法をぜひ参考にしてみてください。
特に、社内にバーを取り入れたきっかけは大変興味深いものでした。


―1階フロアを利用し、広々とした空間になっています。

——社内にバーを取り入れたきっかけを教えてください。
「ゼネラルリンクのビジョンは、「1000年続く社会機関を作る」です。

社会機関=街づくりという考えのもと、色んな事業を自分たちの手で作っていきたいと考えています。
それにあたって、会社の中にも街のように「人が集まる場所を作りたい」という想いがありました。

もともとは2階の1フロアが執務スペースだったので、すぐに人が集まり、他の事業部との交流も簡単にできていました。しかし、事業が拡大して社員数が多くなるにつれて集まる機会が少なくなりコミュニケーションが薄くなってしまうのは嫌だな、もっと濃くしていきたいなと思い、取り入れたのがバースペースです。 」


―10席も完備しているバーカウンター。ライティングがとてもおしゃれな雰囲気です。

——バーの利用率はどれくらいですか。
「バーができた最初の頃は利用している社員は少なかったですが、一人、二人と利用している人が段々増えてきて、そのうちに周りが集まってくるという感じでした。特に新卒の子が利用していると人が集まりやすいですね。

また、金曜日になると代表自ら声をかけてくれて、いつのまにかBBQが始まっていたりします。」


―入社1年目の鄭セボムさん、入社3年目の村田和也さんにインタビューにご協力いただきました。

——社内コミュニケーションはどう変化していますか?
「役員がよくバーを利用するので、新卒で同期飲みをしていると、そこで普段聞けないような話が聞けたりします。そういうのって得だなと思いますし、役員との距離をより近くに感じます。

また、他の事業部との交流はこのバーを使っています。週に1回は集まるので、人数が増えてきた割にはコミュニケーションが取れていると感じます。
お酒が苦手な人や、そういう雰囲気が苦手な人は、テーブルを卓球台にして遊んだり、スクリーンを下げて動画を見たりしています。今後は、テレビをつないでスポーツ観戦をしたり、ゲーム機をつないでゲーム大会をしたりしたいですね。」

——バーの活用方法を教えてください
「会社説明会をこのバーで行うこともあります。
夜に開催して、社員とお酒を飲みながら気軽に話せる説明会として、かしこまらずに学生の方と話せる場になっています。
あとは、勉強会でお呼びした方々との交流も盛んなため、外部の方々とのコミュニケーションの場としても、バーは有効活用されています。

また、イベントとして、社員だけでなく家族や恋人をバーに招くこともあります。
家族という関係を強く意識しているため、社員に関係する人たちとも交流をとるために開催しています。」


―最後に村田和也さん、鄭セボムさんと記念撮影をさせていただきました。

オフィスの中とは思えない本格的なバーで、ワクワクしながらお話を聞かせていただきました。壁の素材やライティングなどの細部までこだわっており、そんな空間の中でパソコンに向かう社員の方の姿が印象的でした。

ゼネラルリンクの皆さん、インタビューへのご協力誠にありがとうございました。

2-2.株式会社エバーライズ ~バー利用は業務時間!?~


—リキュールやウイスキーが並ぶ棚がバーの雰囲気を忠実に再現しています。(写真左)プロジェクターもあり、広々とした空間でゲームをしたりするそうです。(写真右)

“株式会社エバーライズ”
事業内容:マーケティングプラットフォーム事業、システムインテグレーション事業など
所在地:東京都港区六本木4丁目11番13号ランディック六本木ビル3F
URL:https://www.ever-rise.co.jp/

株式会社エバーライズさんは今年の7月に社内にバースペース「Ebar」をオープンしました。
そのオープン記念イベントに参加させていただき、倉田代表に直接お話を伺うことができました。

利用にルールはあるのでしょうか?社内でのバーの活用方法は、色んな企業に取り入れてほしいほど魅力的でした。

——社内にバーを導入したきっかけと社員さんの利用頻度を教えてください
「きっかけは、お酒を置いたら面白いかなと思いついたのがきっかけでした。導入のはじめは社長が盛り上がっているだけでしたね。それでもお酒を置いたら利用してくれる人が増えていきました。飲む人は毎日飲んでいたり、遅くまで利用している人もいます。お酒を飲む人と飲まない人で分かれてしまいますが、社員は自由に利用していますね。」


—倉田代表に直接お話を聞くことができました。

——バーでのルールはありますか?
「ルールは特になく、無料で飲むことができます。お酒がなくなったら誰かが買ってくる程度ですね。お酒が少なくなってきたら私が勝手に注文して揃えます。」


—お手製のサングリア、これなら好きな分気軽に飲めますね。

——バーを活用してもらうための工夫はありますか?
「月に1回の懇親会を、夕方16時に業務を切り上げて開催しています。業務時間内にお酒を飲む場所を設けています。16時に業務を上がれることは社員も意外と嬉しいみたいです。採用などでも働く環境が重視されている今、こういう取り組みが本当に大切であると考えています。」

——お酒を飲むことを業務にしてしまうんですね。
そうですね。何よりコミュニケーションがないと仕事に対する思いがズレてしまいます。その2時間で少しでもコミュニケーションギャップが埋まるのであればと業務時間内での飲み会を取り入れています。


—多くのリキュールがそろっています。たくさんあって何を飲むか迷っちゃいますね

バーを活用して業務時間内に懇親会を開くという斬新な取り組みが魅力的でした。
ちなみにこちらのバーカウンターやリキュール置き場はDIYして作られたものです。実際に生の声をきいて、活用方法や取り入れた経緯などを知って頂けたと思います。

エバーライズの皆さんインタビューへのご協力誠にありがとうございました。

3.意外と簡単!社内バーを取り入れるための5つのステップ

社内バーの使い方は企業によって様々ですが、社内バーを有効活用することで下記のメリットがあります。

・コミュニケーション手段として有効活用できる
・広告として採用の面でアピールできる
・会社のブランディングとなる
・社外で飲むよりコストを下げて飲み会ができる

では実際に社内バーを運用していくために、どのような手順を踏んでいけばいいのか見ていきましょう。

⑴.バースペースをつくる

基本的に、簡単なカウンターにお酒類がおいてあればバーの形はできます。あとは脚の長いイスや丸いテーブルを置けば、グッと見た目がバーっぽくなります。
照明も、ダークなものやネオンライトのインテリアなどを取り入れると、バーの雰囲気づくりに一役買ってくれます。

今のオフィスにバーを取り入れることは、実はそんなに難しいことではないのです。。

⑵.缶チューハイや瓶ビールなどすぐに飲めるものを置いてみる

缶や瓶に入っているお酒は開ければすぐに飲めるので便利ですよね。すぐに飲めて後片付けも楽なので、最初の導入としては簡単にできるでしょう。

初めからリキュールを置いても、カクテルを作らなければならない点を面倒に感じてしまう方もいるのではないでしょうか。カクテルを作るにも、グラスや氷、割り物やマドラーなど意外と用意するものが多いです。

⑶.お酒の種類を増やしていく

バーといえば多くのリキュールやウイスキーなどがそろっているイメージですよね。
定期的にバーが運用されていれば、立ち寄りやすく、自分の飲みたい量だけ飲めるようになります。社員同士の好みも知れて、会話のきっかけにもなります。

日本酒や焼酎などを置くのもいいですが、アルコール度数が高いため、徐々に買い足していきましょう。ワインは割り物も必要ないのでオススメですが、日が経つと味が落ちるので扱いには注意が必要です。

⑷.カクテルを作ってみる

社内のバーが定着してきたら、懇親会などのイベントでぜひカクテルなどを作ってみましょう。
家で作って飲む人や、学生時代にアルバイトなどで作っていた人なども社員の中にはいると思います。誰かがバーテン役になって作って提供するのも楽しい企画です。

グラスに材料を入れれば完成する簡単なカクテルをいくつかご紹介します。

◇簡単に作れるおすすめビールカクテル
・シャンディガフ(ビール+ジンジャーエール5:5)
・レッドアイ(ビール+トマトジュース5:5)
・ビターオレンジ(ビール+オレンジジュース5:5)

◇男性に人気のお酒
・ハイボール(ウイスキー+炭酸水3:7)
・ジントニック(ジン+トニックウォーター3:7)
・モスコミュール(ウォッカ+ジンジャーエール3:7)
・ソルティドッグ(ウォッカ+グレープフルーツジュース3:7)

◇女性に人気のお酒
・ファジーネーブル(ピーチ+オレンジジュース3:7)
・アマレットミルク(アマレット+牛乳4:6)
・キティ(赤ワイン+ジンジャーエール5:5)
・ミモザ(オレンジジュース+スパークリングワイン3:7)

⑸.社内イベントでバーを利用してみる

初めてバーを導入しても、本当に会社で飲んでいいのか、勝手に飲むことに引け目を感じてしまい運用が進まない場合があります。
その場合は、ぜひイベントを取り入れましょう。

事例で紹介したように、イベントによって社員同士の交流の機会が生まれます。
ぜひ、社風に合ったイベントを行って、社員同士の結束を高めましょう。

<スペースが取れなければ出張バーをよぼう!>

なんと、バーテンさんが企業へ訪問し、カクテルを振る舞ってくれるサービスもあります。

「バーテンダーのみ派遣してほしい」
「レセプションで企業をイメージしたカクテルを作ってほしい。」
など様々な内容要望に答えてくれ、新年会・忘年会・展示会・送別会・懇親会・誕生日会などの際には役立つでしょう。小規模のプライベート利用から大人数でのパーティーまで、各種イベントや催し物の開催に是非、ご利用下さい。

バーのスペースが取れなかったり、懇親会の時だけでいい場合はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

・4MIX BAR
http://www.4mix-cocktail.com/wp/blog-109.html

4.まとめ

いかがでしたか。
社内にバーを取り入れることはさほど難しくはないと思います。
本格的にバーを再現せずとも、社内にお酒を置くことでもコミュニケーションに変化が生まれると思います。
それをどう運用していくのか、他社事例を見て自分たちの運用方法を見つけてみてください。