社内の一体感を生み出すツール「WORSTORY」がアワード受賞で得られた成果

社内の一体感を生み出すツール「WORSTORY」がアワード受賞で得られた成果 コミュニケーション

社内の一体感醸成コミュニケーションプラットフォーム「WORKSTORY」が下記のアワードで入賞・受賞しました。

  • ・HRアワード プロフェッショナル部門で入賞
  • ・ASPICアワード 支援業務系ASP・SaaS 部門でASPIC会長賞を受賞

正式なリリースから数か月経ち、利用企業から「ここまで総合的に会社を知れるツールは他にない」「ないとダメだと思うほどコミュニケーションに活用している」など嬉しい声を頂くことが増え、その言葉は私たちWORKSTORYの自信になり、多くの人にWORSTORYを知って頂きたいという思いがアワード応募への後押しとなりました。
結果として、第三者機関から評価していただくことができ「お客様の声」を実績に繋げることできました。

HRアワード プロフェッショナル部門で入賞 / ASPICアワード 支援業務系ASP・SaaS 部門でASPIC会長賞を受賞

この記事では、アワードへ応募するまでの経緯や対策などをご紹介します。

最初にWORKSTORYについて一言で言うと、WEBやアプリで使えるコミュニケーションプラットフォームです。つまり、Z世代の「採用」やコロナ禍、グローバル化など変わる時代の中で社内の一体感に多くの企業が悩んでいますが、時間をかけずに一体感づくりやモチベーションの管理ができるツールがWORSTORYです。

飲み会や研修、社内報をしなくても、会社を知ることで一体感づくりやモチベーションの管理を”楽”にできるツールです。

1. WORKSTORY開発に至るまでの背景

今回アワードの受賞により、普段お客様から頂いている評価を結果として残すことができましたが、WORKSTOYが評価していただけるサービスに成長できたのかその理由を開発に至る経緯を通してご紹介します。

企業は昨今、社員のモチベーションの管理や部署間の連携、また会社の魅力を伝えるための施策に多大なコストと時間をかけて取り組んでいます。

しかし、飲み会や研修、朝礼、社内報などこれまで効果のあった施策も、時代の変化に伴いコストや効率が見合わなくなる、社員から敬遠されるといった悩みが生まれてきました。

そこで、私たちは母体であるワークスメディアにて、創業から20年近く会社の特色を発信するオウンドメディアを運営し、企業の取材を数多く手がけてきた実績を活かし、どんな企業も持つ会社の魅力を社員に伝えるためのプラットフォームの開発に着手しました。

Z世代に近いチームメンバーを集め、一方的な発信である社内報とも、会話がメインのSNSや業務管理ツールとも異なる「シンプルに会社の魅力を可視化し、一体感を生み出すツール」にこだわって開発を行いました。
その結果として誕生したのが、『企業の一体感作りやモチベーション管理を楽にする』一体感醸成プラットフォームであるWORKSTORYです。

2. WORKSTORYの特長

WORKSTORYは自社の経験が開発の発端となったからこそ本当に必要な機能が揃ってます。
この章では、実際WORKSTORYでどのようなことができるのかご紹介します。
次はWORKSTORYの主な特長の一部です。

・会社を知ることで理念浸透や会社理解を促進

WEBとAPPの両方で閲覧・投稿できるから経営者メッセージや組織の取組みを場所や時間を問わず発信できます。文字だけでなく動画や画像も使えるのでメッセージを的確に伝えられます。
定期的に発信できるクレド機能で理念浸透を促します。

・組織図で組織体制から社員プロフィールまで分かりやすく可視化

社内の構成が一目でわかる組織図や、充実したプロフィールで社員の人となりを把握できるため、関わりのない事業部や社員とも会話のきっかけが生まれます。

・タイムリーな情報共有と交流促進で、社内コミュニケーションを活性化

豊富な通知機能で、事務連絡から社内イベント情報まで、大事なメッセージを漏らすことなくお知らせします。
アンケートやイベント、コミュニティ機能により、プロジェクトやサークルの活動報告など組織を超えた交流を促します。

・グローバルに対応した120か国語リアルタイム翻訳

グローバル人材の雇用やインバウンド需要対策として、自動翻訳機能により母国語でのやりとりが可能。

WORKSTORYは、会社と社員、組織と社員、社員と社員、各々のコミュニケーションの場となりお互いを理解できるベースを作ります。
そして、コミュニケーションが活性化することで相手に対して親近感を抱くことができます。
それは結果として、会社理念を浸透や一体感に結び付けることができるのです。
会社のことを知り、社員同士の一体感ができると、意思疎通がやり易くなり生産性があがり、離職率が下がるなどの結果に繋がり最終的には会社のコスト削減になります。

WORKSTORY

3. アワードに応募するきっかけ

ご利用企業様から「コミュニケーションの手段として欠かせないツールになっている」など嬉しい言葉を頂くことが増えましたが、データとして実証できたわけではありませんでした。
お客様が導入するとき安心していただきたい、多くの人にWORKSTORYを知っていただきたいという思いから第三者の機関に評価されるための手段の一つとしてアワードを目指しました。

一言にアワードと言ってもサービスの分野に応じて様々なものがあります。
WORKSTORYの特性などから応募するアワードは「HRアワード」と「ASPICクラウドアワード」に決めました。

次の章ではアワードに応募するまでの取り組みについてご紹介します。

■日本の人事部「HRアワード」とは

人・組織に関する取り組みを対象にした表彰制度。優れた取り組みを表彰することによって人事パーソンに新たな知見やノウハウを共有し、全国の企業の発展につなげていくことを目指しています。最優秀賞・優秀賞は、全国の『日本の人事部』正会員による投票で決定。本年で13回目を迎え、公正な運営方法と人事パーソンが選考に携わる納得感から、HR関連で最も権威ある賞として、多くの人事に支持されています。 
「HRアワード」公式サイト: https://jinjibu.jp/hr-award/

HRアワード

■ASPICクラウドアワードとは

「ASPICクラウドアワード」は、ASPICが総務省などの後援により、日本国内で提供されている優秀かつ社会に有益なクラウドサービスを表彰するものです。2006年に第1回が開催されて以来、今年で第18回となります。総務省の後援を得て、2015年からは総務大臣賞の授与も行われています。ASPICクラウドアワードは、国内外のICT業界やユーザ企業・団体から高い認知を得ている歴史のあるアワードです。
「ASPICアワード」公式サイト:https://www.aspicjapan.org/event/award/18/index.html

ASPICクラウドアワード

4. アワード応募のため行った施策~アンケートから分かったこと

アワードに応募するため、アワード毎に指定された応募書類を作成します。
WORKSTORYで実現できる成果を書けますが、説得力をだすためには数値など具体的な結果で提示が必要です。
約300名の社員の方に2週間の期間を設けて利用状況をヒアリングするアンケートを行いました。対象者は各企業の運用担当者と従業員の方々です。

主な質問の内容は、

  • ・WORKSTORYの使われ方
  • ・社員間で浸透しているか
  • ・投稿ー閲覧のサイクルが上手く回っているか

アンケート結果は私たちが想定していた以上にWORSTORYが各企業様で根付いていると確信がもてる結果となりました。

● WORKSTORYを閲覧する頻度を教えてください(%)。*複数回答可能

WORKSTORYを閲覧する頻度を教えてください

● WORKSTORYに記事を投稿する頻度を教えてください(%)。*複数選択可能

WORKSTORYに記事を投稿する頻度を教えてください

● WORKSTORYに記事を投稿する理由は何ですか(%)?*複数選択可能

WORKSTORYに記事を投稿する理由は何ですか

● WORKSTORYを閲覧する理由は何か教えてください(%)?*複数選択可能

WORKSTORYを閲覧する理由は何か教えてください

● 会社でのコミュニケーションでWORKSTORYが役に立ったことはありますか(%)?*複数選択可能

会社でのコミュニケーションでWORKSTORYが役に立ったことはありますか

これら、アンケート結果から次のことが分かりました。

  • ・企画を含め更新作業にかかる時間は月に数時間であることから、担当者の手間がかからず楽に運用できている。
  • ・投稿ー閲覧のサイクルがうまく回っていて、コミュニケーションの場として認識されている。
  • ・会社のことや社員の人となりといった会社に纏わる情報を得られるツールとして定着している。

これらの結果から、WORKSTORYがプロジェクトや事業を知るきっかけになり、コミュニケーションの活性化を促しているということが分かりました。

今回のアンケートでは利用状況に並行して、WORKSTORYを利用した結果生じた変化を確認する質問をしました。

● WORKSTORYを利用する前と比べて会社が取り組んでいるプロジェクトなど会社の事業について知る機会が増えたと感じることはありますか(%)?

WORKSTORYを利用する前と比べて会社が取り組んでいるプロジェクトなど会社の事業について知る機会が増えたと感じることはありますか

● WORKSTORYを通して会社や他の社員を知るようになり「自分の会社は良い会社だ」と思うようになりましたか(%)?

WORKSTORYを通して会社や他の社員を知るようになり「自分の会社は良い会社だ」と思うようになりましたか(%)

両質問とも高い割合で「はい」と回答されていました。
これは理念浸透や事業内容の共有がWORKSTORYを通して日常的にできているからこそ意識の変化に結び付いたと言えます。

アンケートの結果を総括すると、
継続的に「投稿ー閲覧」のサイクルが上手く回っているからこそWORKSTORYは会社と社員の双方のコミュニケーションの場として活用されていることが分かりました。
その結果として、担当者の高い満足度と「理念浸透」や「社内エンゲージメント向上」といった成果につなげることができていると言えます。

その他アンケート結果は下記レポートでまとめています。
「WEB社内報としてWORKSTORYがおススメできる理由!導入企業様へアンケートを実施しました」
https://workstory.co.jp/news/news27.html

5. WORKSTORYで実現できる社員同士の一体感づくり

今回行ったアンケートでは、リアルな利用者の活用状況を知ることができ、WORKSTORYが「会社や事業を知るツール」や「コミュニケーションの場と活性化を促す」として定着していることが分かりました。
この結果はWORSTORYで得られる成果を実証するだけでなく、お客様のリアルな状況を知るきっかけになりました。
コミュニケーションの活性化は社員同士の一体感につながります。
一体感ができると、意思疎通がやり易くなり生産性があがり、優秀な人材の離職を避けることができるといった結果に至り、最終的には会社のコスト削減にもなります。

アンケートで証明できたコミュニケーションの活性化から社員の意識の変化は一体感への基礎を生み出しています。。そして更新にかかる時間は月に数時間であるというアンケート結果から、 これらの変化は担当者の手間をかけずに運用できたことで得られた成果だと言えます。

今回得られた結果によって、アワードの応募書類を書くときWORKSTORYというサービスを明確に説明できました。
そして、お客様から頂く「コミュニケーションの手段として欠かせないツールになっている」というお言葉を具体化することができました。

6. まとめ

アワード出願に向けてアンケートなど様々な取り組みを行いました。
WORSTORYが得られたものはアワードの受賞としてサービスを評価して頂いただけでなく、お客様にとってWORKSTORYの存在価値が明確になり、利用状況を把握することができました。
これは今後サービスを改善していくうえで私たちの大きな原動力になります。

アワード受賞によりWORKSTORYを幅広く周知する機会を得ることができました。
このことは、社内コミュニケーションや社員間の一体感に課題をかかえ改善したいと考えている企業、会社の取り組みや企業理念などを素早く全社に伝えたいと考えている企業に。
課題解決の糸口を提供できました。

この2点が今回の受賞に伴う大きな成果と言えます。