オフィスでの飲み物、どこで調達していますか?
朝少し大目に買ってきている方などは社内で手軽に購入できたら・・・と考えたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな悩みをオフィスへ自販機を導入することで解決してみませんか?
毎回外へ買いに行く手間を省くことができるだけでなく、自販機を導入することで社員への福利厚生へもつなげられます。
今回は、色々な自販機の紹介から導入方法までご紹介します。
あなたのオフィスにあった自販機を見つけてください。
1. オフィス自販機メリット、デメリット
2. 他社での事例を見て見よう
3. 自社に最適な自販機を選ぼう
3-1. まずはどんな自販機があるのか知ろう
3-2. 社員にあわせてぴったりな自販機を選ぼう
4. 自販機以外の方法
5. 自販機を導入しよう
5-1. 販機を導入するまでの流れと確認事項
5-2. 業者を選ぶ4つのポイント
5-3. おすすめ業者紹介
6. 販売額を決めよう
7. まとめ
1. オフィス自販機メリット、デメリット
オフィスに自販機を設置すると、手軽に飲み物を調達できるようになりコンビニへ買いに行く手間が省けます。
また、ドリンクを飲みながらコミュニケーションをとることで社員の人間関係がよくなることもあります。
ただし、設置することで缶やペットボトルがオフィス内にちらかってしまう場合もあります。
下記にメリット、デメリットをまとめました。
〈メリット〉
・飲み物を買いにいく手間が省ける
・手軽に小腹を満たすことができる
・飲み物の補充を業者に依頼することができる
・コミュニケーションの活性化
・福利厚生アップに繋がる
・確実に料金を回収できる
・災害時の非常飲料になる
〈デメリット〉
・電気代がかかってしまう
・缶やペットボトルなどのゴミで散らかってしまう場合がある。
・場所をとる
・インテリアとして微妙
電気代は月に3000円程度と考えてよいでしょう。
また、ゴミも業者によっては回収を行ってくれるところもあります。
そのため自販機を設置するスペースがある、社内でドリンクの調達ができない場合などは設置することをお勧めします。
ふとしたときに飲み物が調達できるのでちょっとした息抜きをして効率よく仕事を取り組めるようにもなります。
ぜひオフィスへの自販機導入を検討してみてください。
2. 他社での事例を見てみよう
それでは、実際に導入している会社の事例を見て見ましょう。
オーソドックスなものからユニークなものまでありますので参考にして下さい。
http://blog.kushii.net/archives/2002493.html
冷蔵庫の横に設置されている事例です。
自販機は冷蔵庫と一緒に給湯室に置かれることが多いです。
値段は通常160円のものを110円で販売しており、少しだけ安く設定されています。
http://blog.kushii.net/archives/1988909.html
リフレッシュスペースに設置された事例です。
オフィス内に自販機を設置する場合、リフレッシュスペースなどの共用スペースに設置されることも多いです。
休憩中に気軽に飲み物を買えるので利用頻度も上がります。
https://www.facebook.com/jihannkihikaku/photos/a.388284381299976.1073741828.382006978594383/699335046861573/?type=3&theater
デッドスペースを活用した事例です。
通常のものよりも幅の狭いものを利用しています。
http://www.hachiyoh.co.jp/asd/ex.html
休憩室に飲料、食料品の自販機を導入しています。
セキュリティの関係から出入りが面倒な場合、食料品の自販機が設置されていると重宝します。
http://www.yukanet.co.jp/yuka_hp/c_business/business08.html
こちらも飲料の自販機と食品の自販機を並べて設置した例です。
自販機には会社が運営するバレーボールチームのマスコットキャラクターがラッピングされています。
エントランス付近のようなお客様が通る場所に設置すれば自社のPRにもつながります。
https://www.facebook.com/roomstyle/photos/a.239052102878769.50783.238509912932988/588075914643051/?type=3&theater
木目調にラッピングされた自販機を置いた事例です。
自販機は便利な反面、室内に設置されると見栄えが悪くなってしまうことがあります。
こちらの自販機は木目調のものでラッピングされているので違和感がとても少なくなっています。
http://blog.kushii.net/archives/2005169.html
簡単な打ち合わせができる共用スペースに設置された例。
紙カップは無料で提供されていますが、ペットボトルは40円で販売されています。
ペットボトルの場合持ち運びが出来てしまうため、無料で提供すると必要以上に購入し持ち帰ってしまう社員が出てしまうことがあります。
その点、カップ式の場合は必要以上に飲むことが少ないため、無料で設置されることが多いです。
無料で導入したいと考えている場合にとても参考になる例です。
3. 自社に最適な自販機を選ぼう
自販機、と一言でいっても意外とたくさん種類があります。
この章では色々な自販機の紹介から、どのようなオフィスにお勧めなのかを紹介していきます。
ぜひあなたのオフィスにぴったりな自販機を見つけてください!
3-1. まずはどんな自販機があるのか知ろう
自販機、と一言でいっても缶やペットボトルを扱うもの、ドリンクがカップで出てくるもの、食料品も扱うものなど様々なタイプのものがあります。
自販機を導入するためには、どのタイプの自販機が自社にあっているのかを判断する必要がありますが、まずはどういったタイプの自販機があるのかを知りましょう。
下記で解説していきますので参考にして下さい。
メーカー自販機
http://www.jbinc.co.jp/vending/maker/index.html
飲料メーカーの自販機です。
コカ・コーラやキリンなどがあり、自販機の横にメーカー名が記載されています。
運営はメーカーの系列会社などが行う場合が多いため、アフターサービスのしっかりしている所が多いです。
〈主な飲料メーカーと取り扱い商品〉
コカ・コーラ コカ・コーラ、ジョージア、爽健美茶、ファンタ
キリン FIRE、生茶、午後の紅茶
アサヒ飲料 ワンダ、十六茶、カルピス
コンビ自販機、混載自販機
http://www.apex-co.co.jp/products/vendermachine/can_features.html
いろいろなメーカーの商品をひとつの自販機で取り扱うことができます。
栄養ドリンクを取り扱う際におすすめなのがこちらの自販機です。
というのも、栄養ドリンクを扱うメーカーの場合、お茶やソフトドリンクなど他の商品の人気があまりない、という場合があります。
栄養ドリンクはリポビタンD(大正製薬)、コーヒーはボス(サントリー)、ソフトドリンクはカルピス(アサヒ)といった各社の人気商品を取り扱えるようになります。
カップ自販機
http://www.apex-co.co.jp/products/vendingmachine/apex120qrec.html
缶やペットボトルではなくカップで利用するタイプの自販機です。
その場でコーヒーを入れてくれるのでおいしいコーヒーを飲むことが出来ます。
また、コーヒー以外の炭酸飲料やスープ、フローズンドリンクを扱っている場合もあるので飲み物の種類も豊富です。
紙パック自販機
http://www.jbinc.co.jp/vending/paper/index.html
紙パックの商品をあつかっているため、乳飲料や野菜ジュースなどを取り扱うことができます。
また紙パックのため簡単につぶすことができ、ゴミの要領を減らすことが可能です。
デザイン自販機
http://www.yukanet.co.jp/yuka_hp/c_business/business09.html
自販機にオリジナルのデザインでラッピングしたものです。
会社のロゴやイメージキャラクターなどをラッピングすることでイメージアップにつながります。
自販機だけでなくオリジナルの飲料を販売することも可能です。
オフィスコンビニ
http://www.family.co.jp/company/auto_cvs/about.html
ファミリーマートの運営する自販機です。
ドリンクだけでなく、おむすびやサンドイッチなどラインナップが豊富です。
おむすびなどは毎日入れ替えをしてくれます。
ただし100人以上いることが設置条件だったり、対応エリアがまだ限られていたりするのが難点です。
省スペース自販機
http://www.jbinc.co.jp/vending/smartcafe/index.html
カップ自販機のタイプです。
飲み物の種類をコーヒー、スープなどの数種類に絞ることで一般的な自販機の約半分の幅になっています。
3-2. 社員にあわせてぴったりな自販機を選ぼう
たくさんの自販機の中からどれを選ぶのかは、安く飲みたい、種類を揃えて欲しいなど、どういう要望が多いのかによって変わってきます。
ここでは想定される要望と、それに対応したお勧め自販機を解説していきます。
①出来るだけ安くドリンクを購入したい
〈お勧め自販機〉
メーカー自販機
https://www.ccej.co.jp/corporate/
できるだけ安くドリンクを購入したい、という社員が多い場合はメーカー自販機がお勧めです。
というのも、コンビ自販機は飲料メーカーとの間に仲介業者が入ってしまうため、手数料の分だけ値段が上がってしまいます。
その点、飲料メーカーの場合は仲介業者がないため安く販売することが可能です。
詳しい値段については6. 販売額を決めようにて解説していますので、安く販売したい場合はそちらを確認してください。
②たくさんの種類から選びたい
〈お勧め自販機〉
コンビ自販機
http://www.hachiyoh.co.jp/products/index.html
男性に人気の商品、女性に人気の商品、年配社員に人気の商品はそれぞれ違います。
社員の男女比は5対5、年齢層もばらばら、といった社員層がばらばらオフィスは種類を取り揃えることで、それぞれのニーズにアプローチすることを考えると良いでしょう。
また 3-1. まずはどんな自販機があるのか知ろうの際にも記載しましたが、栄養ドリンクをよくのむオフィスもコンビ自販機にすることがおすすめです。
③おいしいコーヒーを飲みたい
〈おすすめ自販機〉
カップ式
http://www.apex-co.co.jp/products/vendingmachine/apex100qrc.html
残業が多い、PCでの作業が多いといったオフィスの場合、コーヒーをのむ社員が多いのではないでしょうか。
カップ式コーヒーと缶コーヒー、味は格段に違います。
カップ式のものを導入し社員の満足度を高めましょう。
また、ミーティングスペースなどへの導入を検討している場合にもおすすめです。
コーヒーを気軽に飲みながらディスカッションをしやすくなります。
④乳飲料や野菜ジュースなど栄養価の高いものを飲みたい
〈おすすめ自販機〉
紙パック自販機
http://www.c-koshin.co.jp/lineup.html
飲むヨーグルトなどの乳飲料や野菜ジュースなどは紙パックでの販売が一般的です。
また、マウントレーニアなど甘いカフェラテを取り扱えるのも紙パック自販機になります。
どれも女性に人気の高い商品ですので女性社員の多いオフィスにお勧めです。
⑤食料品を扱いたい
〈おすすめ自販機〉
オフィスコンビニ
http://www.family.co.jp/company/auto_cvs/images/asd_pic_01.jpg
オフィスからコンビニが遠い場合はオフィスコンビニなど食料品をあつかう自販機を取り入れることをお勧めします。
また夜勤などがあるオフィスの場合、手軽に食べられる夜食にもなるので満足度は高くなるでしょう。
4. 自販機以外の方法
オフィスで飲み物、食べ物を購入するにあたり自販機以外の手段もあります。
メリット、デメリットも合わせてご紹介しますので自社にはどれが最適なのかを考えてみて下さい。
ドリンクの配置サービス
http://oc-tokyoeast.com/
オフィスに冷蔵庫を設置し、そこへドリンクを配置していくサービスです。
小規模なオフィスの場合トータルの消費量がすくなくなってしまうので、こちらがお勧めです。
10~15名規模のところから導入可能です
〈メリット〉
・小規模のオフィスからでも導入可能
・スペースをあまりとらない
〈デメリット〉
・料金回収の貯金箱にお金を入れずに食べてしまう人がいる
(不足分は会社負担)
コーヒーサーバー
http://www.hario.co.jp/coffee/coffeemachine/
コーヒーを飲みたい、という要望が大半を占めるのならコーヒーサーバーの導入を検討したほうがよいでしょう。
ドリップされたコーヒーを飲むことができるので味にこだわりたい場合に最適です。
〈メリット〉
・省スペース
・おいしいコーヒーを飲むことが出来る
〈デメリット〉
・清掃の手間がかかる
・種類が少ない
コーヒーサーバーについては下記ページにて詳しく解説していますので参考にして下さい。
「オフィスコーヒーとは?導入のメリット・デメリット」
http://ashita-office.com/office-coffee-merit-demerit-554
オフィスグリコ
https://www.glico.com/assets/images/large/pic_service_06__3.png
手軽にお菓子を買いたい、というだけならオフィスグリコもお勧めです。
お菓子、アイス、食品などをグリコが補充してくれる置き菓子®サービスです。
お菓子を入れるBOXや冷凍庫なども無料で貸し出してくれます。
〈メリット〉
・スペースをあまりとらない
・補充、料金の回収などをグリコが行ってくれる
〈デメリット〉
・料金回収の貯金箱にお金を入れずに食べてしまう人がいる
(ただし不足分はグリコが負担)
オフィスグリコについても下記ページで解説していますので、導入を検討する場合参考にして下さい。
オフィスグリコ導入したらどうなった?事例とメリット全解説
http://ashita-office.com/office-glico-973#1-3
5. 自販機を導入しよう
設置したい自販機を選んだら、いよいよ導入です。
この章では自販機を設置するために必要なことを解説していきます。
5-1. 自販機を導入するまでの流れと確認事項
設置したい自販機を選んだら、いよいよ導入です。
オフィスへ自販機を導入する場合、業者へ依頼することが基本的な流れとなります。
まずは自販機を選んでから実際に設置するまでの流れを把握しましょう。
①導入したい自販機を選ぶ
②①で選んだ自販機を扱う業者に見積もり依頼を出す
5-2)でおすすめ業者を紹介します。
そちらから好きな業者に見積もり依頼をするのも良いでしょう。
また、下記のように一括見積もりを行ってくれるサイトを利用するという手段もあります。
http://自動販売機・自販機設置.com/
③業者による設置場所の確認
見積もりを依頼した会社が実際の設置場所の確認をします。
その際にどの自販機が設置可能か、コンセントはあるかなどを確認することが多いです。
④提案、見積もり
オフィスに合わせてどの自販機を設置すれば良いか、どういった商品のラインナップになるかといったことを業者が提案してくれます。
また、いくらで販売していくのか、といった販売価格についても提案があるかと思います。
業者を決める際のポイントは 5-2. 業者を選ぶ4つのポイントで解説しますので参考にしてください。
⑤契約
決定した業者と契約しましょう。
⑥業者による自販機の設置
設置については基本的に業者が行い、費用は業者が請け負ってくれることが多いです。
設置にかかる時間は、何階かにもよりますが1時間程度を目安と考えてよいでしょう。
以上が自販機を設置するまでの流れになります。
ただし見積もり依頼をする前、もしくは業者が設置場所を確認する前に設置スペースと電気代について確認したほうが良いでしょう。
それぞれ詳しく説明していきます。
設置スペースの確認
自販機を置きたいと考えている場所に、本当に自販機を設置できるかを確認しましょう。
項目は下記の2点です。
① スペースがあるか
意外とスペースをとる自販機です。
業者によって取り扱うサイズは違いますが、まずは下記の大きさを目安にして下さい。
高さ190cm×幅120cmx奥行75cm
これよりもスペースが少ない場合は、業者に幅の短いものを用意してもらうといった必要があります。
また業者によって自販機のサイズが少しずつ違ってきます。
一社に断られても他の業者を探して見ると設置できる場合もありますのであきらめず探しましょう。
② コンセント(カップ式のものは水道も)があるか
自販機を設置したいと考えている場所に、まずはコンセントがあるかを確認しましょう。
コンセントは一般的な自販機なら100vの家庭用のものがあればOKです。
また、カップ式のものは水道があるかも確認が必要です。
もしない場合は、工事が必要になりますが、費用など業者で請け負ってくれる場合があります。
業者を選ぶ際、そちらも合わせて確認すると良いでしょう。
一月の電気代について
設置工事費や自販機にお金はかかりませんが、電気代は設置者が負担することがほとんどです。
一月の電気料金は1台あたり3000円を目安にしてよいでしょう。
ただしホット飲料がある分、夏よりも冬のほうが電気代はかかってしまいます。
5-2. 業者を選ぶ4つのポイント
業者を選択するときのポイントは4つです。
① 会社にあった商品や機械を設置してもらえるか
どのタイプの自販機を置くのか、どういった商品を取り扱うのかによって自販機の利用頻度や売上が大きく左右されます。
社員のニーズを汲み取った提案をしてもらえるかを確認しましょう。
②ゴミの回収などのアフターサービスをしっかりしてもらえるか
ゴミの回収で社員の手間を取らせてしまうのも考え物です。
自販機メンテナンスはしてもらえてもゴミの回収がないといった業者もあります。
缶やペットボトルが散乱しないよう、アフターサービスのしっかりした業者を選びましょう。
③ 契約期間を設定されるか
自販機の設置費用を業者が負担してくれる分、最低3年契約してください、などといわれることがあります。
もし想定よりも社員が利用しなかった場合、電気代が無駄になってしまう、ということもあります。
初めて自販機を導入する場合は契約期間がないところ、もしくは短いところが良いでしょう。
④ 販売手数料や販売価格をいくらで行えるか
業者によって差がでてくる部分だと思います。
価格については6. 販売額を決めようで解説しますが、これによって社員にいくらで販売できるか、会社でいくら負担する必要があるのかが変わってきます。
5-3. おすすめ業者紹介
業者は大きく①飲料メーカーと②専業オペレーターの2つに分かれます。
それぞれの特徴を踏まえたうえで、どちらがいいか検討してください。
① 飲料メーカーについて
コカ・コーラやキリンなどの飲料メーカーが自販機の管理、運営を行っています。
ただし1台で複数のメーカーの商品を扱うことはできません。
・コカコーラ・イーストジャパン
https://www.ccej.co.jp/corporate/
自販機での売上№1のコカ・コーラ。
ただしメーカー専売のためコンビ自販機では取り扱いできません。
コカ・コーラを導入したい場合はこちらへ問い合わせる必要があります。
取り扱い商品 コカ・コーラ、ジョージア、爽健美茶、いろはすetc
・アサヒ
http://www.asahicalpis-b.co.jp/
アサヒの強みは飲料の中でも人気の根強いカルピスを取り扱えるところです。
またエナジードリンクのモンスターも取り扱っています。
そのためメーカー自販機の中でもバリエーション豊富なラインナップにすることが可能です。
取り扱い商品 カルピス、モンスター、十六茶、ワンダetc
・サントリー
http://www.suntoryfoods.co.jp/jihanki/
缶コーヒーの中でも人気の高い「ボス」シリーズを扱えるのがサントリーです。
コーヒーの味もさることながら、ラインナップが豊富なことも人気の理由にあげられます。
ブラックやカフェオレ、ボトルキャップのタイプなどがあります。
缶コーヒーの需要が高い場合などにおすすめです。
取り扱い商品 ボス、伊右衛門、リプトン、南アルプスの天然水etc
② 専業オペレーターについて
飲料メーカーとの仲介業者にあたります。
メーカー自販機やコンビ自販機など様々な自販機を取り扱っています。
ただし仲介業者が入ってしまうため、原価が高くなってしまいます。
販売価格を抑えたい場合は飲料メーカーに依頼することをお勧めします。
・ジャパンビバレッジ
http://www.jbinc.co.jp/index.html
全国展開している大手専業オペレータ。
自販機だけでなくコーヒーサーバーなども提供しています。
自販機とコーヒー、どちらか迷ったときにもおすすめです。
ユカ
http://www.yukanet.co.jp/
関東に拠点をおく専業オペレーター
食品の自動販売機やラッピング自販機といったユニークなものを取り扱っています。
飲料、食品の自販機導入を考える場合におすすめです。
6. 販売額を決めよう
オフィス内の自販機がいくらで販売されるのかは企業によって様々です。
いくらで販売するのかを決定する前に押さえておきたいのが、自販機にまつわるお金の流れです。
オフィスに限らず自販機を設置すると、売上のうち2割前後が設置した場所の持ち主(設置者)に入ってきます。
160円のペットボトルを販売した場合を例として考えると、売上の内訳は以下のようになります。
160円のペットボトルの売上内訳
販売額を決定するためには、この設置者の利益をどうするか、ということが重要です。
下記で詳しく説明していきますが、月々の電気代をカバーしたい場合は設置者の利益でまかなうことを考えてください。
ただし福利厚生を優先する場合は設置者の利益を減らし販売額を安くすることを考えるのがお勧めです。
① 利益をだしたい、電気代の負担額をカバーしたい場合→通常価格での販売
前章でも書きましたが、自動販売機の電気代は1月当たり約3000円です。
1日3本、月に100本販売することでまかなうことが可能です。
設置台数が多い場合などは通常価格で販売し、利益を電気代に当てるのがよいでしょう。
② 販売額を安くしたいが、会社での負担はしたくない→2割引きで販売する
設置者への利益となる2割分を値引いて販売するという考え方です。
そのため160円のペットボトルであれば130円ほどでの販売になると考えてください。
販売価格を下げることで売上本数が見込める場合はさらに安く販売できることがあります。
業者に見積もりを出す際に交渉してみると良いでしょう。
③ 会社負担額を増やしても良いので安く販売したい
2割以上の値引きを考える場合、会社負担が必要です。
いくらまで負担するのかは契約する業者との確認が必要です。
7. まとめ
オフィスにぴったりの自販機はみつかりましたか?
自販機の導入に、意外とコストが掛からないこともお分かりいただけたかと思います。
社員の方にたくさん利用してもらえるような自販機を導入してください。