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導入事例2025.03.05 公開

社内報から移行し発信量が3倍に!
77歳の社員も喜ぶ地域貢献企業の活用事例

愛媛県を拠点に、パチンコ店や温泉施設などを「地域に楽しいを生み出す」をテーマに運営し遊びとやすらぎの総合エンターテインメントを展開するキスケ株式会社。
運営チームの村上さん、橘さん、大瀬さん、真部さんに加え、ぱちんこ事業部新入社員の山田さんにインタビューさせていただきました。
導入からたったの3ヶ月で全社に浸透させ活性化するための運営ノウハウや、アルバイトや定年後の社員さんまで巻き込んだ一体感作りなど、盛りだくさんな内容になりました。

目次

  • 1. 社内報では一方的な発信になり、コミュニケーションが生まれないことが課題だった
  • 2. 10年続けた社内報から移行したら、発信量が3倍に!
  • 3. 知っている人だけではなく、社内の誰とでもコミュニケーションが生まれる
  • 4. 社内構成やプロフィールの管理も圧倒的に楽になった
  • 5. 77歳のおじいちゃんもアプリでガンガン使っています
  • 6. 投稿スケジュールを決めて運用するとすごく簡単です
設立 1970年(創業1952年)
資本金 2,005万円
事業内容 アミューズメント事業、ぱちんこ事業、不動産事業
URL https://kisuke.com/

社内報では一方的な発信になり、コミュニケーションが生まれないことが課題だった

ーWORKSTORYを導入した背景・課題感は?

  • 村上様

    村上様

    弊社の提供価値として“地域貢献”が大きくあります。雇用を創出して地域に還元するため長年人財を重視しており、社員向けの取り組みやイベントも多いです。
    そうした取り組みやお祝いごと、スタッフの自己紹介などを気軽に共有できる場所を作ろうと、自社でクラウドに作った社内報を運用していました。普段使っているチャットやメールだと、せっかくの良いニュースも面白く伝わらないですからね。
    ですが、社内報だとどうしても発信が一方通行になってしまうことが課題になり、運用10年目を機に見直すことにしました。
    社内報からコミュニケーションが生まれることが理想でしたが、実際は発信しても反応が見えず、見られているかどうかもわからない状況でした。
    そんなときに、知り合いの企業さんで使っているWORKSTORYの画面を見せていただきました。
    投稿やいいね、コメントでコミュニケーションが活発に盛り上がっている様子が伝わってきて、これだ!と思いすぐに問い合わせをしました。コメントや記事投稿まで全てアプリひとつで行えるのがすごく手軽で、使い勝手も良いと思いました。

社内報では一方的な発信になり、コミュニケーションが生まれないことが課題だった

10年続けた社内報から移行したら、発信量が3倍に!

―実際にWORKSTORYを使ってみて、どうでしたか?

  • 村上様

    村上様

    投稿は各プロジェクトや事業部の取り組みの発信がメインです。
    各店舗でチームビルディングの研修をしているのですが、その様子や雰囲気をWORKSTORYで発信したところ「うちの店舗でもやりたい!」という問い合わせが相次ぎました。
    同じ事業部でも参加していないとどんな取り組みか把握が難しく、実施していることすら知らないこともあったので、自分が関わっていない取り組みも写真や動画でリアルな雰囲気を知れて従業員も喜んでいます。

  • 橘様

    橘様

    社内報からWORKSTORYに移行してから、発信量も3倍くらいに増えました。
    定期的に投稿がされるよう運営メンバーであらかじめスケジュールを組んでいるのですが、「今月こうした取り組みをしたので紹介したい」という相談を事業部の方からもらうことも多いです。

  • 大瀬様

    大瀬様

    先日、私の所属している温泉施設が全国の温泉ランキングで1位を取ったので、スケジュールにはなかったのですが急遽ニュースとして投稿しました。
    こうした幸せなニュースを熱量のあるうちに社内のみなさんに手軽に伝えられるようになって嬉しいです。

10年続けた社内報から移行したら、発信量が3倍に!
10年続けた社内報から移行したら、発信量が3倍に!

―他にはどういった投稿をしていますか?

  • 橘様

    橘様

    月に1度、MVPを決めて表彰する企画もしています。月に何百もいただくお客様からスタッフへの感謝の声の中から運営チームが「他の社員にも共有したいな」と思う声を選んで、MVPスタッフを1人決めます。
    キスケのバリューのひとつ目である「それは、お客様のためになるか」を体現した企画です。店舗の一人一人にスポットライトを当てることでスタッフのモチベーションにもつながりますし、ノウハウの共有にもなります。

10年続けた社内報から移行したら、発信量が3倍に!
  • 大瀬様

    大瀬様

    スタッフのご家族を職場に招待して仕事や会社のことを紹介するという取り組みをしているのですが、先日その投稿がスタッフの間で「良い記事でした」「面白かったです」と話題になっていました。

10年続けた社内報から移行したら、発信量が3倍に!

知っている人だけではなく、社内の誰とでもコミュニケーションが生まれる

ー導入の一番の目的だったコミュニケーションも生まれているんですね

  • 山田様

    山田様

    私はぱちんこ事業部のスタッフなので他の事業部の方と関わる機会が少ないですが、投稿がきっかけとなり他の部署の方と「この間ハロウィンパーティー凄かったですね」と話すことができました。WORKSTORYのおかげで、お互いの仕事について知ることができ、関わりのない事業部の人と話す機会が増えました。

  • 橘様

    橘様

    山田さんは去年の4月に入社してまだ日も浅いですが、WORKSTORYのコメント数が1番多いです。ほとんど全部の記事にコメントしてくれています。

  • 山田様

    山田様

    知らない人の記事にコメントするのは、相手も私のことを知らないと思うので少し勇気がいります。でも、他の事業部の方々にも少しでも店舗で働く自分のことを知ってもらえたら嬉しいなと思って始めました。今では「いつもコメントしてくれる子だよね!」と沢山声を掛けてもらうことが、とても嬉しいです。

  • 村上様

    村上様

    山田さん以外の方のコメントもすごく増えました。自分がしても良いのかな?と思うことはあると思うので、山田さんの行動に背中を押された人も多いと思います。
    導入してすぐの頃は、投稿する記事の最後に「コメント待ってます」と書いてもらってコメントしやすい空気を作ったりもしていましたね。

  • 真部様

    真部様

    私も、意外とみんなが自分の投稿を見てくれることに驚きました。記事を見て直接質問してくれたり、それこそ山田さんのように話したことがない方もコメントをくれたり。
    知っている人同士で盛り上がるものかと思っていたのですが、社内の人が誰でも反応してくれるので驚きました。
    今までは誰かが見てくれているという実感がなかったので反応が見えることが嬉しくて、自分も「あの記事上がったよね!」と人と話したり、投稿をおすすめしたりするようになりました。

社内構成やプロフィールの管理も圧倒的に楽になった

ーよく使う機能はありますか?

  • 真部様

    真部様

    記事で文字の色を変えたり絵文字や画像を入れたり、自分で細かく装飾できる機能が便利です。似たような内容でも投稿する人の個性が出るので、全く違う見え方になって見る側としても魅力的だなと思います。

  • 村上様

    村上様

    今までは投稿の話が多いですが、周りに聞いたところ社内構成やメンバーリストもよく使っていますね。全員のプロフィールを見たという人も多かったです。

  • 橘様

    橘様

    私、「WORKSTORYにうどんが好きって書いてあったからお土産買ってきました」って言われてびっくりしたことがあります。

  • 山田様

    山田様

    私もスタッフの方に誕生日プレゼントを選ぶ時、プロフィールで好きなものを調べますよ!「僕、山田さんと年近いんです」と話しかけていただいたこともありますし、みんな見ていますよね。

  • 村上様

    村上様

    WORKSTORYを導入する前は、社員のプロフィールリストを手作業で作っていました。写真を入れ替えたり、ベタ打ちするのは大変でした。
    WORKSTORYだとプロフィールの質問も自由にカスタマイズできるので、自分たちで作るより圧倒的に楽になりました。
    「どういう人だっけ?」と思ったときにスマホですぐに探せるので、皆さんも活用しやすくなったと思います。

社内構成やプロフィールの管理も圧倒的に楽になった
社内構成やプロフィールの管理も圧倒的に楽になった
  • 橘様

    橘様

    WORKSTORYを使い始めて良かったこととして、それこそ山田さんのように最近キスケに入られた方をみんなに知ってもらう機会が増えました。
    今は中途入社の方を対象に、プロフィールよりもっと詳しく掘り下げる社員インタビューを実施しています。前職との違いやキスケに入社した理由を聞いています。
    店舗やスタッフの対応を見て、同業種からキスケに転職される方もいるのですが、キスケで働く私たちにとっては嬉しいことですよね。
    また、新しく入った方の志望動機を知ることは、キスケの魅力の再発見にもなると思います。

社内構成やプロフィールの管理も圧倒的に楽になった

77歳のおじいちゃんもアプリでガンガン使っています

ーWORKSTORYをどのように社内に浸透させましたか?

  • 村上様

    村上様

    まだ導入して3ヶ月ですが、最初の1ヶ月間は社員240名で運用し、次の1ヶ月でアルバイトを含めた400名全体に一気に拡大しました。
    弊社はアルバイト・パートの方も社員と同じようにメンバーとして大切に考えているので、全体で使うことはマストで考えていました。
    他社さんに比べると平均年齢は高い方だと思うのですが、シンプルなアプリなのでスピーディに浸透できました。

  • 橘様

    橘様

    77歳のおじいちゃんもWORKSTORYをガンガン使ってますよ!登録時に少しだけお手伝いしましたが、使い方がわからないということもありませんでした。

  • 村上様

    村上様

    年齢層が高い方もWORKSTORYを楽しそうに見てくれているよね。
    弊社は定年後の採用もしていますし、再雇用もしています。長くキスケで働いてくれた方が、本人の希望で定年を過ぎても働いていただくことも多いです。上で言うと先ほどのおじいちゃんも含めて77歳トリオと呼ばれる方がいらっしゃったり、60歳以上の方もみなさん凄くパワフルなんですよ。
    そうした方々にとっても、他の事業部の方々が頑張る姿を見られるのは嬉しくて、刺激にもなるのだと思います。自分の孫の頑張りを見ている気分と似ているのかもしれません(笑)

投稿スケジュールを決めて運用するとすごく簡単です

ー導入時、工夫したことや苦労したことはありますか?

  • 橘様

    橘様

    苦労したことは…正直思いつきません(笑)
    導入時に運営チームで実施したことは、スケジュールを決めることくらいです。第何週の何曜日にどの事業部が投稿するかを決めて、カレンダーに入れています。
    当番の部署には、運営メンバーで手分けして1週間前くらいに投稿を依頼しています。

社内構成やプロフィールの管理も圧倒的に楽になった

ー運営チームでスケジュールを作るのは大変ではありませんでしたか?

  • 橘様

    橘様

    本当に最初だけ、運営チームと上層部でどういう方向性で活用するか話し合うところはしっかりと時間を取りました。何を投稿するか決めて試しに1ヶ月だけやってみれば、あとはルーティーンになるのですごく簡単です!
    ガチガチにスケジュール管理しているわけではなくて、余白を持たせて他の部署に伝えたいニュースなどが出てきた時に、すぐに差し込めるようにしています。
    他の事業部の取り組みを見て、「これを共有したい!」という意見が社内から自然と出るようになって、当初考えていたよりもたくさんの情報共有ができています。

ーこれからWORKSTORYを使う企業へのアドバイスはありますか?

  • 橘様

    橘様

    最初にスケジュールを管理して運用すると、とにかく楽だよ!と伝えたいです。
    投稿を依頼したとき、どの部署も「書くよー!」と前向きに協力してくれました。
    もし疑問があったとしてもやってみたらWORKSTORYの良さが伝わるはずですし、自分から投稿するのは難しくても依頼されると気持ちも楽だと思います。
    会社のやっていることや他の事業部の頑張り、スタッフの好きなものなど、状況の共有がとても簡単にできるようになりました。他の企業の皆さまもぜひ導入してほしいと思います。

※インタビューの内容は取材時のものです