導入事例2024.11.29 公開
会社の面白さが簡単に伝わった!
アルバイトから株主まで巻き込む一体感醸成ツール活用術
目次
- 1. 社員にこんなに簡単に会社の面白さを伝えるツールがあるんだ
- 2. メールでは伝わらなかったメッセージが、アルバイトにもすごく簡単に伝わって驚きました
- 3. アイデアの共有はアルバイトのモチベーションにもなりますよね
- 4. WORKSTORYで会社の面白さが社内に伝わったので、これからの採用候補者や、株主にも広げていきたい
- 5. 情報共有が大変だと思っている企業にこそ試してほしい
設立 | 2003年2月7日(1997年7月創業) |
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資本金 | 940,531,249円 |
事業内容 | 商品企画・デザイン・製造、店舗設計・運営、Webデザイン・ECサイト運営・コンサルティング事業 |
URL | https://www.wagokoro.co.jp/index.html |
社員にこんなに簡単に会社の面白さを伝えるツールがあるんだ
ーワークストーリーを導入した背景や、当時の課題感を教えてください。
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久我様
弊社は「日本のカルチャーを世界に」をキーワードに、「かんざし屋wargo」やここに並んでいる和傘ブランドの「北斎グラフィック」、最近も「1円着物wargo」という日本初の着物の量り売り店舗を展開するなど、日本の文化を世界に発信するための取り組みを沢山しています。
ー1円着物!?
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吉田様
1g=1円の、着物の量り売りブランドなんです!こんなに安く着物が手に入るお店はうち以外にないと思います(笑)
外国人の方や日本人でも着物が好きな方が増えているので、そういう方には天国みたいなお店って言ってもらえます。まだ店舗は少ないですが、ポップアップなどで話題になって、最近常設店舗もオープンしたんですよ。 -
久我様
着物は供給過多で古物屋でも買い取ってもらえないことが当たり前になっていますが、余っている着物を安価で日本文化に興味のある方々の手に取ってもらえるのはすごく意義がありますよね。
ですが、WORKSTORYの導入前はこうした取り組みもなかなか社内に伝わらないという課題がありました。
業務ツールで社内規定や労務的な情報は伝わっても、どこでどんな店舗をオープンして、どんなコラボ商品を出して、という会社全体の取り組みを伝える場がないことにずっと悩んでいて…社内報をやろうと思ったこともあったのですが、リソースやコストが割けず断念したんです。
そんな時に社内報よりも手軽に使えるWORKSTORYに出会って、社員にこんなに簡単に会社の面白さを伝えるツールがあるんだ、と思いました。
これなら自分の業務には直接関係なくても「うちの会社は今こんなに面白いことをしている」ということを全スタッフに伝えることができると考え導入しました。
ー和心さんでは、ワークストーリーをどんな風に使っていますか?
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吉田様
弊社は催事店舗や新店舗をどんどん出しているので、「どこで、いつ、こうしたお店を出店します」という事業部からの新店や出店情報のお知らせなど、アイデアやノウハウの共有やメンバー紹介がメインです。
店舗をオープンしたら、お知らせを兼ねてワークストーリーに更新するのがルールなんです。
慣れるまでは正直義務感もあったと思うんですが、習慣がついてくると皆が他の店舗の情報もちゃんとチェックするようになり、今では各店舗のスタッフが「こんな店舗を目指してます」という意気込みを書いてお店の写真を上げることがオープン業務として根付いてます。
私は催事のスタッフとして色々な店舗で販売員をしているのですが、今までこうした情報は社内に共有されることはなく、事業部の間だけでラインでやりとりをしていました。
ワークストーリーを導入したおかげで、実際に足を運べない他店舗や他の事業部の方にもお店の雰囲気を伝えられるようになって嬉しいです。
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久我様
あとは、社員の紹介インタビューを月1回のペースで載せています。WORKSTORYにはインタビュー記事を簡単に作れるテンプレートがあるので、それを利用していますね。写真や動画で社員の少しお茶目な一面を見せたり、Q&Aを載せたりして、記事を見るだけで距離感が縮められるようにしてます。
ワークストーリーを常に見てもらうように、インタビューを受けた人が次の人を指名する、リレー形式のルールにしました。 -
吉田様
今のところは部長など上の立場の方から回っていますが、急にアルバイトが指名されるかもしれないので皆ドキドキです(笑)
私は社員なので本社の方と話す機会がありますが、店舗にいるスタッフは本社の人がどんな人かわからないことが多いので、インタビューを読むだけで身近に感じられると思うんですよね。
部長格の方は会議でカチッとした姿で話しているイメージがあったので、インタビューで趣味の話をしていたり、笑顔の写真が添えられているだけでも距離がグッと近くなった気がします!
メールでは伝わらなかったメッセージが、アルバイトにもすごく簡単に伝わって驚きました
―WORKSTORYを使って一番良かったことは何ですか?
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吉田様
私は社員なのでミーティングなどで本社に来ることがありますが、アルバイトスタッフは基本的に店舗にしかいないので、会社の動きや人を把握するのは難しいです。
なのでワークストーリーで他店の情報が共有されていたり、インタビューで「こんな社員がいるんだ」と知れるようになったことだけでも大きな変化です。
うちはインタビューなども面白くやっているので、会社にそこまで興味が無い人でもとっつきやすいと思います。 -
久我様
メールだと堅っ苦しいもんね。店舗のアルバイトスタッフは個人の社用アドレスを持っていませんし、店舗共有のアドレスで社内の情報が送られてきてもいまいち自分へのメッセージだと捉えにくいんですよね。
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吉田様
そうなんです!メールだとかしこまった文章で、白黒で、写真もないですし。
ワークストーリーは常に見ているわけではなくても、更新があったら「こういう記事アップされたよね」と話題になって盛り上がります。
メールでは伝わらなかったメッセージがアルバイトにもすごく簡単に伝わって驚きました。「ちゃんと読まなきゃ!」と思うような堅すぎるツールではなく、普段使い慣れているSNSのように気軽に使えるのも合っているんだと思います。
―他に気に入っている機能はありますか?
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久我様
毎日ログインする度に「いまいち」〜「絶好調」の5段階のマークの中から自分の気分を選ぶ機能があるのですが、あれは意外と面白いというか、役に立つなと思いました。
マネジメントの立場側からすると、管理画面で疲れている人や困っている人がわかるので、自分の部署のスタッフが落ちていたらさりげなく声かけできて助かります。
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吉田様
どうしよう、さっきログインするとき「いまいち」押しちゃいました(笑)
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久我様
正直に答えてもらった方がモチベーションの推移が正確に出るので、そっちの方が助かりますよ!でも吉田さんのように上長や管理者が見ていると思うと素直に答えにくい人もいると思うので、従業員側ではこの画面が見られないようになっているところも良いです。
あと、WORKSTORYにはメッセージ機能もありますよね。個人のLINEで会社のやり取りをするのはちょっと嫌だな…という方も多いので、弊社のようなアルバイトスタッフの多い企業には良い機能だと思います。 -
吉田様
メッセージといえば、リアルタイムに翻訳ができる翻訳機能もありますよね!
弊社は和の心を世界に広げていくことをテーマにしているので、今後インバウンドを強化していくにあたって外国人スタッフの採用なども増えていくと思います。
その時にこの機能は絶対に便利だと思います。
アイデアの共有はアルバイトのモチベーションにもなりますよね
ー今後、どういう風にWORKSTORYを利用していきたいですか?
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吉田様
店舗側の意見になってしまいますが、現状は新店からの情報が多いので、常設店ももっと季節のイベントやアイデア、成功体験などの様々なノウハウを共有していきたいです。
いま店舗間のノウハウは店長同士でMTGをしてそれを各店舗におろしているので、ワークストーリーで直接他店舗の取り組みやアイデアを見られると「この取り組み真似しよう!」という状態が生まれると思います。 -
久我様
たしかに、既存店もレイアウトを変えたりしたらもっと写真撮ってアップするようにしたいですね。「クリスマスに向けてこういうディスプレイを作りました」とか。
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吉田様
そういった季節コーナーのアイデアは絶対に参考になると思います。ハロウィンが終わったらすぐにツリーを出しますし、お正月は門松を飾ったり、バレンタインギフトにおすすめの商品を出したり、各店舗で毎月のように変えるので。 クリスマスディスプレイコンテストをやって、アンケート機能を使って投票したりしたら良くないですか?
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久我様
1位の店舗には景品があるとか…そういうのがあると、モチベーションになるよね?(笑)
各店舗のディスプレイは専務が毎週のようにチェックしていますが、第三者目線で素敵だなと思うディスプレイはまた違うかもしれないのでそういう視点がわかるのも面白いかもしれないです。 -
吉田様
「この部分が評価されました」とコメントをもらえたら、店舗のモチベーションにもなると思いますよ!これ、ぜひやりましょう!
WORKSTORYで会社の面白さが社内に伝わったので、これからの採用候補者や、株主にも広げていきたい
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久我様
今まさに進めているのが、社外向けに閲覧専用のビジターアカウントを作って公開するという動きです。
ワークストーリーのおかげで社内に和心の面白い取り組みが伝わったので、今度はそれを社外に向けても広めていきたいんです。採用候補者の方やインターンの方…もう一つは、株主さんに向けて。
和心がどんな会社なのかは企業のホームページだけでなく、ワークストーリーも見てもらった方がより伝わると思うんです。
ホームページに載っている社長の想いや理念は丁寧に書かれていますが、タイムリーに更新がされません。でもワークストーリーなら、インタビューでもっと経営陣の人となりを掘り下げたり、リアルタイムに取り組みを発信できます。
これまで社員にさえ伝わっていなかった弊社の取り組みが今やアルバイトにまで伝わり、和心という会社の面白さを皆に知ってもらうことができました。
それを今後和心に入るメンバーやステークホルダーなど社外にも広めていくことでチームとしての一体感が生まれ、和の心を世界に発信していくという弊社の理念を実現していけると考えています。
情報共有が大変だと思っている企業にこそ試してほしい
ーこれから導入する企業へのアドバイスはありますか?
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吉田様
やはりとっかかりやすさはすごく大切だと思っています。 今の若い方って「会社のこととプライベートなことははっきり分けたい」と思う人が多いと思いますが、弊社のWORKSTORYもポップで楽しい雰囲気の投稿が多いので、そういう方にも楽しみながら会社を知ってもらうことができました。
意外とアルバイトの人も自分が働く会社に興味があるので、会社の取り組みを知ることでモチベーションが上がると思いますし、知らない人のことを知ると働きやすくもなります。
弊社のように店舗が多かったり、アルバイトの方とのコミュニケーションに悩まれている企業様にはぜひ導入をおすすめします! -
久我様
コミュニケーションが充実することでスタッフそれぞれに組織の一員や会社の仲間であるという認識ができて、絆を深めていけるツールです。
全スタッフのプロフィールが見られるので、自分と共通の趣味を見つけてそのスタッフ同士でコミュニティを作ったり、社員発信で自由にイベントを開催したり…運営側からやれと言わなくても、自発的なコミュニケーションを生み出して自走していけるツールだと思っています。
弊社でも、導入した時はまさかアルバイトもこんなに見てくれるとは思っていませんでした。ですが今や社内にとどまらず、社外にまで広げる動きをしています。 社内での情報共有ができていなくて、そこに手をつけていくことが大変だと思っている企業にこそ、試してほしいですね。