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導入事例2023.02.01 公開

内定辞退対策や定性評価にも活用!「自己紹介リレー」で離れた事業部がひとつになった

目次

  • 1. 離れた事業所間でもお互いの頑張りがわかることが決め手
  • 2. 社員発案の企画「自己紹介リレー」で社内全体が盛り上がった
  • 3. 会社の全体像と社員の頑張りが目に見えるようになり、定性評価の一つの指標に
  • 4. 導入初期は、社長の号令で優先順位を上げていくことが重要
  • 5. 内定者にWORKSTORYを見せることで、入社前の安心感やモチベーションに
設立 2017年3月31日
資本金 1,000,000円
事業内容 電気通信業引越し見積に対する引越し業者、及び不動産業者紹介業務
引越しに伴うインフラサポート業務
保険紹介業務
URL https://www.selfproduce.jp/home

離れた事業所間でも
お互いの頑張りがわかることが決め手

ー導入時の課題と背景を教えて下さい。

  • 松本様

    松本様

    弊社は本社とコールセンターが上野、引越しセンターの事業所が板橋にあって日常的にあまり関わりがなく、お互いにどういうスタッフがいるかもわからない状況でした。
    そんな事業所感のコミュニケーションを課題に感じていたので、WORKSTORYの説明を聞いてすぐに有益性が高いと思い、社長の夛田に進言しました。
    夛田も自社に必要なサービスと感じていたようで、すぐに導入が決まりました。

    コールセンター、事務、引越センターとそれぞれ仕事をしているので、WORKSTORYを通して離れた事務所のスタッフのことを知れたり、「向こうで頑張ってるんだな」と思えたりすることは、お互いにとって良い刺激になるのではないかと思ったのが決め手でした。

社員発案の企画
「自己紹介リレー」で
社内全体が盛り上がった

―WORKSTORYをどのように使っていますか?

  • 関本様

    関本様

    社員の発案でマイエピソードを使った自己紹介リレーという企画をしたのですが、顔を合わせたことがないスタッフも多い中で、社内全体がとても盛り上がりました。
    自己紹介の投稿の一番最後に、「次は〇〇さんお願いします」と指名するんです。コミュニケーションが目的なので、必ず自分の事業部と違うところに回すことをルールにしました。
    運営側としてはWORKSTORYを見ておかないと指名されたことに気付けないので、「見ておこうね」というメッセージでもありました。
    最後は社長の自己紹介でちょうど全員一周したので、今は次の企画を考えているところです。

社内全体が盛り上がった自己紹介リレー
社内全体が盛り上がった自己紹介リレー
  • 松本様

    松本様

    全体的に、めっちゃいいツールですよね。
    ただの仕事用ツールじゃなくて、仕事の中の遊びの部分にもフォーカスできるところがいいなと思います。
    ちょうど先日取引先の代表の方とゴルフに行ったんですけど、ただ遊びに行ったわけではなく仕事の話を真剣にしたので、それを記事にしました。
    その取引先との仕事も長年のゴルフの付き合いから生まれたものなので、写真と一緒にそんなエピソードも社員に伝えることができました。
    会社で食事に行ったりイベントごとがあった時は、写真を撮ってくれた人に「WORKSTORY上げておいてね」という会話があったりします。
    うちの会社は記事のコメントが盛り上がるのですが、最初は担当の自分が部署のメンバーに「コメント書いてね」と言っていました。コメントしてって言わないと、みんな積極的にしない気がして…

食事会の様子もWORKSTORYでシェア
食事会の様子もWORKSTORYでシェア
  • 関本様

    関本様

    私は自分からコメントしてますよ!(笑)スマホに通知が来るので、記事が更新されたことに気付きやすいです。
    今は引っ越し事業部の方が自発的にすごくたくさんコメントを書いてくれています。離れたところで仕事してる人たちからコメントをもらえるのは嬉しいですよね。
    事業部からの投稿も多くて、目標達成報告や、「○○さんお誕生日おめでとうございます」という投稿もあります。

異なる事業所でもコメントでコミュニケーション
異なる事業所でもコメントでコミュニケーション

会社の全体像と社員の頑張りが目に見えるようになり、定性評価の一つの指標に

ーWORKSTORYを使って、変わったのはどんなところですか?

  • 松本様

    松本様

    自分の主観ですが、会社の全体像がわかるようになっている気がします。
    「事業部の売上が目標達成しました」や「保険やコールのアポインターが免許を取りました!」という投稿があったり、引っ越しセンターのメンバーが難しい資格を取ったことを投稿していたり…社内のメンバーの頑張りに気付けるようになったのは、一番良い変化でした。
    あと、コールセンターなので全社昼礼の時に電話がかかってくると参加できないスタッフもいるのですが、WORKSTORY上で社内共有できるので周知漏れがなくなりました。
    業務的な内容ではないため今まで後回しになっていた「お中元いただきました」といったちょっとした連絡もしやすくなって、コミュニケーションが気軽になりました。

社員の頑張りが投稿でわかる
社員の頑張りが投稿でわかる
  • 関本様

    関本様

    入社してから顔合わせで一度しか会ったことがなくても、「こういう人なんだな」ってわかるようになったのが良かったです。
    個人のことだけじゃなく、他の事業部の仕事内容や、会社が新しいビジネスを始めた時もすぐにわかるようになりました。普段は関りのない不動産事業部の投稿を見て、「こういう仕事をやってるんだ!」と初めて知ったこともありました。

  • 松本様

    松本様

    弊社では、評価の基準として定量的な評価と定性的な評価があります。
    もちろん営業の部長などは定量評価で数字をいくら上げているかを評価しますが、定性評価の方にWORKSTORYが含まれつつあるんです。
    全体の投稿に対して、リーダーの持つ事業部のスタッフが何名、何パーセントコメントしてるのかとか、そういったデータを社長が見て評価に入れています。
    例えば、自分の事業部だと自分含め4名なので、3名投稿したら75%取れてるねとか、そういった指標になっています。
    WORKSTORYに積極的に投稿したり、部下に促す人は会社への意識が高いと思っています。

導入初期は、社長の号令で優先順位を上げていくことが重要

ー導入時に社内に浸透させるのに苦労や工夫したところは?

  • 松本様

    松本様

    弊社は社長がWORKSTORYを1番くらい見てるのですが、導入時に社長に号令をかけてもらうことは大事かもしれないですね。
    私含め社員メンバーは基本的に日々の業務に押しつぶされて、こうしたサービスはどうしても2番目になってしまいがちです。
    でも、会社のやっていることや各々の頑張りを社内に共有することは会社にとってマストな部分だと思うので、実は日々の業務よりも重要だと思うんですよね。
    そこの優先順位を高くする意思決定は担当者としては勇気がいりますが、社長から言われたら優先順位が上がるじゃないですか。
    そこは導入をスムーズに進めるコツかもしれません。

  • 関本様

    関本様

    弊社では、導入が決まってからは少しずつ始めるのではなく、一斉に「こういうツールを入れるから始めてね!」と全員に告知しました。
    社内でもともと使っていた業務掲示板で、登録方法や手順を説明してアナウンスをしました。登録してくれない人がいたら各事業部のリーダーに頼んで管理してもらったり、やり方がわからない人には一緒に説明しながらサポートして、スピーディに運用まで進めました。

  • 松本様

    松本様

    最初は難しいかなと考えたこともありましたが、やってみると社員の年齢層に関わらずみんな投稿やコメントを積極的にしてくれています。
    導入への抵抗感やハードルは、うちはほとんどなかったと思います。

  • 関本様

    関本様

    実は私は最初、こういうツールには少し抵抗がありました。採用サイトに掲載している自分の情報が社外に出てしまうのが少し怖くて、ネット上に情報が残ってしまったらどうしよう?と心配しました。
    でもWORKSTORYはログインしないと見られないので、社内だけの完全にクローズドなツールだとわかって安心できました。

ーWORKSTORYにあったら良いなと思う機能はありますか?

  • 松本様

    松本様

    導入するときに全員プロフィールやQ&Aを入れたのですが、最初しか他の人のプロフィールを見に行かないのがもったいないなと感じます。
    「組織図」というメニューから部署の情報やメンバーのプロフィールが見られるのですが、この組織図という名前が少し硬い気がするので、もっとキャッチーに導線があると良いなと思います。
    あとは、イベントを登録できる機能はありますが「いつからいつまでが評価期間ですよ」とか「この日に社内イベントがありますよ」というのが一目でわかるイベントカレンダーがあると便利ですよね。

  • 関本様

    関本様

    自己紹介リレーが盛り上がったので、システム側でそういった企画を自動で提案してくれる機能があると良いと思います。
    システムから「次はこういう企画をやってみましょう」と通知が届くような…
    内容が定期的に更新されたら、社員も見ていて面白いと思いますし。

内定者にWORKSTORYを見せることで、入社前の安心感やモチベーションに

ーWORKSTORYでやってみたいことや、期待することは?

  • 関本様

    関本様

    私は自己紹介リレーに続く新しい企画を考えています。
    投稿が1位の人に何かプレゼントするとか…みんなが書きたくなる仕掛けを考えていきたいです。
    社内報のテンプレートはまだ使っていないので、例えばありがとうメッセージの機能を使って、普段はスポットライトが当たらない人に感謝する企画とかは良いかもしれません。
    これからそうした企画系のテンプレートが増えるということなので、期待しす。

  • 松本様

    松本様

    実は入社が決まっている社員が何名かいて、採用が決まった人にはWORKSTORYを最終面接で見せようと思っています。
    採用が決まって内定が出た人には実際にWORKSTORYに参加してもらうつもりです。
    ありがたいことにうちはかなり盛り上がっているので、内定者が見て「こういう会社なんだ」って安心してもらえる要素になると思うんですよね。

目標達成もラフにリーダーがシェア
目標達成もラフにリーダーがシェア
  • 松本様

    松本様

    例えば誕生日のお祝いとか、目標達成報告とかも、「今月もう目標達成しちった」というタイトルで責任者がすごくキャッチーに発信してくれています。
    会社のこうした雰囲気をWORKSTORYで感じてもらえれば安心感に繋がってモチベーションも上がると思いますし、そういう使い方ができるところはかなり良いんじゃないかと思います。
    自分は人事なので、採用への活用には一番期待しています。

※インタビューの内容は取材時のものです